映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんばんは。もう8月もいよいよ終わりですね。
ビッグカップル、ブラッド・ピットとアンジェリ―ナ・ジョリーが遂に結婚したそうです。“別れそうだ”などと囁かれていましたが、二人の愛はホンモノだったのですね。
さて、そんなジョリ―が出演したアクション映画を紹介します。

ウォンテッド
Wanted

出演
ジェームズ・マカヴォイ　マーク・ウォーレン　アンジェリーナ・ジョリー　
モーガン・フリーマン　テレンス・スタンプ


恋人にも捨てられ、人生にうんざりしているウェズリー。そんな彼の前に突如現れた謎の美女フォックスは、ウェズリーの亡き父が秘密の暗殺組織をけん引するすご腕の暗殺者だった事実を彼に知らせる。しかも父亡き今、ウェズリーは組織を継承する立場にあると言う。父親を殺した男に復讐するため、訓練を積むウェズリーだが…。

恋人を職場の友人に寝取られてもいけすかない上司にガミガミ言われても何一つ言い返せないウェズリーには薬が欠かせない。ある時薬局に行き振り向くと、そこにアンジェリ―ナ・ジョリーが！（そりゃ驚くだろう）。そしていきなりドンパチが始まり、泣き叫ぶウェズリーを車に乗せて壮絶なカーチェイスが始まる。

父譲りの素質があったとはいえ、普通のサラリーマンが殴られ蹴られナイフで襲われながら殺し屋になれるのか？そもそも人を殺すという一線を越える事の方が高いハードルだと思うのだが、その辺りはコミックのご都合主義という奴で、どんなにボロボロになってもリフレッシュ温泉に入ればすぐに回復するし、ウェズリーが憎からず思うフォックスの「任務を怠った組織の者がいたために自分の父親が殺された」逸話であっさり人殺しのジレンマもクリア。いいのかこんなに簡単に殺し屋が一丁上がりで。そしてわざわざまっすぐ届くはずの銃弾を、銃を回転させることでグラインドさせて目標に当てる技を取得させる。殺しの時に余計な遮蔽物を撃たないようにらしい。ただこの技は彼だけでなく組織の人間も取得しているので「なぜスローンは頑強に“彼でなければだめ”と言い張るのか」という謎は生じる。何せ「父親の敵討をさせてやろう」なんて温情とは無縁で人殺しをしていく組織だからね。ウェズリーはここで不審に思うべきだったんじゃないだろうか。

フォックス役はハル・ベリー、ジェシカ・ビール、ジェイダ・ピンケット・スミスなども考えられていた。ちらっとマカヴォイの鍛えられた上半身が見えるのだが、彼はこの映画のアクションで結構怪我をしたらしい。無茶ぶりのシーン多いからなぁ。



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