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テーマ:TVで観た映画(3874)
カテゴリ:アメリカ映画
みなさん、こんにちは。もう昔のことになってしまいましたが、リーマン・ブラザーズに端を発した海の向こうの不況により、ここ日本でも随分と景気が影響を受けました。この時のことが映画になりました。
今はまた景気が上がっているようですが、どうでしょうか。 マージン・コール MARGIN CALL 出演 ケビン・スペイシー ポール・ベタニー ジェレミー・アイアンズ デミ・ムーア メアリー・マクドネル スタンリー・トゥッチ 2008年、ニューヨーク。ウォール街の投資会社で大量解雇が始まった。解雇対象となったエリックは、アナリストのピーターに「用心しろよ」と意味深な言葉を残しUSBメモリーを託す。原子物理学の博士号を持つピーターは、その部署でリストラから生き残った数少ない1人だった。その夜、エリックから引き継いだデータを調べるピーターは、会社倒産をも招く危機的事態に気付き上司のサムに報告すると、深夜、緊急の重役会議が開かれることになる。8兆ドルもの資産の命運を左右しかねない状況で、彼らは経済的・道徳的にも崖っぷちに立たされることになっていく。決断の時は、刻一刻と迫ってきていた。 セス「250万ドルを1年でどう使ったんですか?Will, did you really make two and a half million last year? How did you spend it all?」ウィル「 あっという間さ。」 ピーター「250万ドルがあっという間ですか?Two and a half million goes quickly? 」 ウィル「ああそうさ。まず半分が税金で持ってかれる。それからローンが300、親の仕送りに150。All right, let's see. So the taxman takes half up front, so you're left with one and a quarter. My mortgage takes another 300 grand. I send 150 home for my parents, you know, keep 'em going. So what's that? 」 他人の金を右から左へ動かすことで湯水のごとく金を使っていた銀行員達の日常がよくわかる台詞だ。CEOのトゥルドは専用ヘリを会社屋上に乗りつけて移動しているし、見晴らしの良い重役専用食堂も完備されている。だがこの会社を支えている資産はとっくのとうにまやかしだった。そしてこれだけの損失を出すことになった新商品の仕組みを、下っぱはよく理解しているが彼等のボスであるサム(34年間もこの業界にいる、という台詞が何度も出て来ている)もトゥルドも理解せぬままに顧客に売っていたという事実が恐ろしい。 ピーター「この人達を見て下さいよ。何が起こるか知らずにこんな風に街を歩いてる。Look at these people. Wandering around with absolutely no idea what's about to happen.」 先んじて情報を手に入れた彼等とてリストラが待ち構えており、ほんのわずかの社員しか生き残れない。銀行員の中でもエンジニア出身で真面目な社員ピーターはリスクの発見により残れるが、同期のセスはリストラされる。最初は「リストラを逃れた!」とほろ酔い気分だった彼が、事態の深刻さを悟ると共にどんどん表情が暗くなっていくのが効果的。 サム「本当の所、我々は何を売るんです?The real question is: who are we selling this to? 」 トゥルド「過去2年間にやって来た事と同じさ。The same people we've been selling it to for the last two years, and whoelse ever would buy it. 」 サム「しかしそんな事をすれば市場が混乱する。終わりですよ。何の価値も無い物を売るんです。But John, if you do this, you will kill the market for years. It's over. And you're selling something that you *know* has no value. 」 トゥルド「 我々は正当な価格で売るんだ。我々は生き残らなければならん。We are selling to willing buyers at the current fair market price. So that we may survive. サム「今までやったことがないことをやろうとしてるんですよ。 You would never sell anything to any of those people ever again. 」 トゥルド「ビジネスの鉄則は3つだ。早くあれ。賢くあれ。騙せ。There are three ways to make a living in this business: be first, be smarter, or cheat. . 」 一般市民が何も知らない間に、銀行の面々が社の上層部を巻きこんだ会議を繰り返すが、出てきた答えは「その債権を買うことで未来に生じる損失を隠して、安く売れ」という何も事情を知らない一般市民に対しては非情な決定。この決定に最後まで抗うのはトレーダー達のボス、サム。企業存続を第一に考えるトゥルドとサムは激しく対立するが、結局大事なのは自分だ、ひいては会社だ、という現実的な選択をせざるを得ない。冷たい印象を残すアイアンズから次々繰り出される御身大切の言葉がびしびしと響き、客を犠牲にして生き延びていく企業の非情さが浮き彫りにされる。 大手投資銀行(リーマン・ブラザーズをモデルとしている) の24時間を舞台とし、2007年に発生した世界金融危機に焦点を当てた金融サスペンス。映画は17日間で撮影。ジェレミー・アイアンズ演じるCEO John Tuld(トゥルド)はリーマン・ブラザーズの前CEO Richard S. Fuldと韻を踏んでいる。ジェレミー・アイアンズの前にトゥルド役はベン・キングズレーにオファーされた。リスク担当のデミ・ム―アの役は当初カ―ラ・グギノに振られていた。
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最終更新日
April 26, 2019 07:48:03 PM
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