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September 27, 2014
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カテゴリ:ムロツヨシ
みなさん、こんにちは。結局月曜日からの風邪が治らず、病院に行ってきました。やはり風邪の人は多かったですね。皆さんも気をつけて下さいね。


映画誰も守ってくれないを見ました。



誰も守ってくれない
Nobody to watch over me

出演
佐藤 浩市 松田 龍平 佐々木 蔵之介 柳葉 敏郎 佐野 史郎 津田 寛治 ムロ ツヨシ 柄本 時生
志田 未来 石田 ゆり子 木村 佳乃
監督&脚本
君塚 良一

平凡な4人家族の船村家で、ある日、一家の未成年の長男が小学生姉妹殺人事件の容疑者として逮捕されてしまう。東豊島署の刑事・勝浦は容疑者家族の保護を命じられ、保護マニュアルに従って15歳の沙織をマスコミの目、そして世間の目から守るため、ホテル、アパート、マンションと逃避行を始める。

『踊る大捜査線』シリーズの脚本を手掛けた君塚良一が脚本と監督を兼ねる。
冒頭、おそらく『坂の上の雲』のエンディングを歌っている人と同じ女性の歌が流れる。スローモーションで、やがて過酷な運命を背負う事になる沙織の学校生活が描かれる。友達と笑ったり、スポーツしていた彼女の表情が、先生に呼び止められたことで凍りつく。
加害者側の視点にたった映画といえば望まずして加害者の弟になってしまった男が兄を許せるようになるまでの過程を描いた東野圭吾原作の『手紙』がある。但し今回はもっと短いスパンで、しかも少女は幼く、自分がどのような立場に置かれたのか、周囲が自分をどのような目で見ているのかを察する事ができない。この難しい役を志田未来さんはよく演じたと思う。自分をこのような立場に追いやったのが兄だと知っても尚、家族を愛してやまず、それは加害者となった兄に対しても同じである。

被害者の家族に悲しむのを止めて欲しいわけでもない。罪は罪として裁くべきである。しかし加害者の家族に対しても、加害者と同等に憎しみを向けてよいものだろうか。そのような問題提起である。

確かに私達は殺人事件をニュースで見た時に「家庭環境はどうだったのだろう?」と意識せずとも家族と加害者を一つに見ている。そして「例えそうは見えなくても家族に問題があったのだろう」と勝手な想像をする。警察がどんなに隠そうとしても、ネット社会で居場所も名前も過去も何もかもが、一瞬にして暴かれてしまう恐ろしさにぞっとした。大衆の無関心、無責任、そして見えないながらもそれらが束になって一点に集中した時の破壊力のすさまじさ。もっと恐ろしい事は、広めた相手は数時間すれば、自分もまた加害者の家族を傷つけた加害者であったという事をきれいさっぱり忘れて、もう別の話題に向いてしまうことだ。加害者の家族は一生その過去を背負わなければならないというのに。



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最終更新日  October 12, 2019 02:53:57 PM
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