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August 3, 2015
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カテゴリ:フランス映画
映画The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛
を見ました。

The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛
THE LADY

出演
デビッド・シューリス ミシェル・ヨー
監督
リュック・ベッソン
音楽
エリック・セラ

 1988年、イギリスで幸せな家庭生活を送っていたアウン・サン・スー・チーは、母の看病のためビルマ(現ミャンマー)に一時帰国するが、そこで軍事政権の暴挙を目の当たりにし衝撃を受ける。「ビルマ建国の父」と死後も多くの国民から敬愛されるアウン・サン将軍の娘の帰国を知った民主主義運動家たちは、スー・チーに民主化運動のリーダーになってほしいと懇願する。政治経験がないからと最初は断るスー・チーだったが、夫マイケルの励ましもあり選挙への出馬を決意する。それは、ビルマを支配する軍事独裁政権との長い闘いの始まりであり、愛する家族とのひき裂かれた辛く厳しい人生の始まりを意味していた。

  冒頭、幼い彼女に父親がビルマについて言ってきかせる。「美しい国なのに外国に入られておかしくなった」国の現状を嘆く彼は、民主国家の建設を夢見て二度と戻らぬ門から出ていった。アウンサン将軍が政敵に暗殺されたために、彼の娘であるスー・チーは国民の間でカリスマ的存在になっていた。単にカリスマの娘というなら隣国にもいるが、やはり本人に実力がないと、期待される役割を果たすのは難しい。スー・チーの場合は責任感のみでなく思想も行動力も父親のそれを立派に受け継いでいたということだ。銃をつきつけられても怯まないで自らは非暴力を貫くという生き方は、よほどの強い意思と勇気がなければできることではない。銃を持った兵士と彼女のエピソードが町の人たちの間で次々と再現されるエピソードが登場するが、軍事政権がどんなに彼女と民衆を隔て事実を隠そうとしても、人々は彼女を慕い、何かを成し遂げる人として期待を寄せていた様子が窺える。

 ただ、その代わりに個人の生活は犠牲になった。夫や子供と自由に会えないのは勿論、書類などは持ち出され、残されたのはピアノだけ。ホスピスにいる夫を呼び寄せようとしても政権は頑なに帰国を勧めるだけだ。政権にとっては「生きてこの国にいる彼女」が最も厄介なのだ。彼女の民主化運動についても書かれているがメインはやはり「引き裂かれた愛」にも負けずに繋がり続ける夫婦、家族の絆である。死病であると知っても彼女を呼び寄せようとせず、泣きごと一つ言わない。この妻にしてこの夫あり。デビッド・シューリスは「太陽と月に背いて」でディカプリオにメロメロにされる詩人を演じていたが、今回は優しさが前面に出た好人物を演じている。

2007年に脚本を読んだ主演のミシェル・ヨーがリュック・べッソンにプロデュースをもちかけ、自身で映画化することに。ミシェル・ヨーはアウン・サン・スー・チーに24時間だけ逢う事が出来たが、その後アウン・サン・スー・チーの自宅軟禁が解けるというドラマティックな事が起こっている。アウン・サン・スー・チーの自宅を見ることができなかったため、べッソンはGoogleEarthを使用。



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最終更新日  March 19, 2017 06:09:28 PM
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