映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、毎日暑いですね。台風が来ているそうなので少しは涼しくなってくれるといいのですが。
こんな嵐は願い下げです。
そういえば朝日新聞で磯崎首相補佐官の写真が載っていたのですが
おじぎをしつつ上目遣いで周囲を窺っていて絶妙でした。人の心って正直に出ますね。


ストーム・インパクト
STONADOS

妻を亡くしてボストンで理科教師をやっているジョーは気象研究のスペシャリスト。娘のメーガンとはしっくりいってない。ある日、街に巨大な隕石が墜落する。しかし不可解な点が多く、それが隕石だとは信じられないジョー。やがて巨大な竜巻が南ボストンで発生し、巨大な岩をいくつも吸い込んでは飛ばし、町を破壊していく異常気象が発生。ジョーは仲間達と共にこの地球滅亡の危機に立ち向かう！

はい、思いっきりB級でした。

オープニングはボストンで観光客を案内するガイド。海面を見ていると竜巻が次第に激しさを増し、こちらにも強い風が吹きつけてくる。ガイドが必死に「戻って下さい、お客様！」と連呼するにもかかわらず独りのお客様がなかなか戻ろうとしない。そうこうする間に強風が吹き、二人は何かにつかまらないと立っていられなくなってしまう。ところが客を助けようとしたガイドの方が竜巻にのまれてしまうのだ。ああなんと不条理な。


この不可解な竜巻は突然起こる。何の前触れもく姿もないので、灯台守から知らせを受けたジョーと友達のリ―が海岸付近でスピーカーで危険を呼び掛けても誰も避難しようとしない。もうこの辺りはお約束。信じなかったばかりに多くの人々が犠牲になるわけですな。あわや犠牲になりかけた中にジョーの二人の子供達がいた。せっかく助かったにもかかわらず「なんで弟の面倒を見なかった！」と怒るジョー。TPO考えましょうよ。

友達のリーはジョーの妹のマディに惚れているがなかなかOKを貰えない。そのリ―がえらく自信たっぷりに言うのが「この竜巻の名前を決めた。ストナデス」ストームと何かを組み合わせて作ったらしいんだけどさ、どんな名称だろうと関係ないでしょうが。

　それでこの竜巻を退治？する方法なのだけれど、強力爆弾を漏斗雲に吸わせて中で爆破すれば竜巻は消える！という理論によって爆弾をジョーとリ―がぶちこむことに。子供達が「一緒に行く！」というから一緒に車に乗せるんだけど、普通危ないから子供は安全な所に残すでしょ、何考えてるのか。「アルマゲドン」を見習うように。それにその爆弾の出所は海上局って単に気候を見て避難勧告出したりするだけの局ですよ。何でそんな所が爆弾を。あぶないよ。　例によって爆弾をぶちこむ機械が故障！というオチで車ごと雲に吸わせて爆発。するとあら不思議。竜巻が消えてしまった。たった一つの爆弾でその後全然竜巻が発生しないなんてあるのか。だいたい気象が相手なのにまるで制御可能な相手を退治するみたいな考え方なんですよね。



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