映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、おはようございます。電車が随分とすくようになりましたが相変わらずの猛暑です。
昨日は「アニメドキュメントあの日、僕らは戦場で～少年兵の告白～」をNHKで見ました。

NHK沖縄製作です。太平洋戦争末期、いよいよ兵士も少なくなって来た日本では、陸軍中野学校出身の将校達が
体格の良い少年達を選んで少年ゲリラ兵に仕立てようとしていたという事実を初めて知りました。何と痛ましい。
そこまで追い詰められても尚戦争がしたいものなんでしょうか。

こちらは渡辺謙さんが出演したアメリカの映画です。


ダレン・シャン
CIRQUE DU FREAK: THE VAMPIRE'S ASSISTANT

出演
渡辺　謙　ジョン・C・ライリー　ウィレム・デフォー　サルマ・ハエック　ジェーン・クラコウスキー

監督＆脚本
ポール・ワイツ

脚本
ブライアン・ヘルゲランド

　平凡な家庭に生まれ育ち、成績優秀で女の子にもモテモテのダレン・シャン。ある日、巨大な毒グモにかまれた親友スティーヴを救うため、バンパイアと取引きした彼は半バンパイアに。風変わりな人々が集うサーカスの一座に身を寄せ、アシスタントとして雑用をこなしながら、バンパイア修行に励むことになる。

　幅広い年齢層に愛され、世界中に熱狂的なファンを持つダーク・ファンタジーを映画化。「毒グモにかまれた親友を救うためにバンパイアと取引きした」とあるが、その親友スティーヴがどうもダレンほど友情に篤くないのである。「バンパイアになりたい」と一人で訴えに来た所を見られたからと言って恨み、自分がなりたかったヴァンパイアになったからといって恨みと、全くダレンの友情を理解してくれない。だから家族や人間としての生活を全て捨ててまでダレンが吸血鬼になるほどの動機に乏しく「あら、馬鹿な選択をしたんだね」としか思えない。ダレンの葛藤にさほど時間が割かれていないことにも違和感がある。「かつての親友と敵対する運命になった」というシチュエーションは、本当は一番萌えるはずなのに残念だ。もう一つ萌えるシチュエーションとして「愛する人を守るために戦う」があるが、こちらも力不足であまり可愛いとは思えない。
どう見ても物語は途中で、ヴァンパイアと凶暴なバンパニーズの対決が盛り上がっていく続編が作られていない所から見ると、不評だったのだろう。
　
　サルマ・ハエック演じるひげが生えてくる超絶美人は面白かったが渡辺謙さんが演じている頭がやたらに大きいミスター・ト―ルはサーカスのリーダーにしてはこれといった武器もないようで、あまり重要性があるようには見えなかった。これもシリーズを通じて明らかにされるはずだったのだろうか。

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