映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんばんは。雨が続きますね。
今日はえらく電車が混んでるなと思ったら始業式でした。二学期が始まったんですね。
でも生憎の雨。


そういえば友達以上、恋人未満ってドラマや映画でよくつかわれるシチュエーションですね。
こちらの映画もそうです。


最低で最高のサリー
THE ART OF GETTING BY/HOMEWORK

出演
フレディ・ハイモア　ブレア・アンダーウッド　アリシア・シルバーストーン　リタ・ウィルソン

　未来に希望が見出せず、自分の進むべき道が決められないジョージは、無気力に学生生活を送っていた。ある日学校の屋上でクラスで一番の美女サリーの校則違反を庇ったことから、二人は親しくなってゆく。ジョージは初めて自分をさらけ出すことができたサリーに恋心を抱くようになるが、彼女はその気持ちに気付きながらも「親友だから恋人にはれない」と言う。

　「チャ―リ―とチョコレート工場の秘密」の男の子演じてたフレディ・ハイモアが恋に悩む少年に！そうなんです。チョコレートよりも大切なものがこの世にはあるんです！
　偶然庇った子がクラスで一番の美女で、話してみると何となく話があいそう。これはジョージでなくても期待します。ただこの時期、残念なことに女の子の方が男の子よりも早く大人になってしまう。ジョージからすれば売れない画家やってる学校の先輩ダスティンなんて、冴えない男にしか見えない。でもサリ―にとっては、どんなに同世代でかっこいい男の子がいたって、自分の世界を持っていて自活している大人の方が魅力的。それも自分に惹かれてるんだな、という事が何となくわかってしまえば、これは押すでしょう。サリ―、自分の容姿に自信は持ってますしね。恋敵ダスティンも、ジョージを小僧扱いはしていない。大人だから、ジョージがサリーの事を好きだということが、彼が告白する前からわかってるし、最初は「手は出さない」とちゃんとジョージに宣言する。それでも相手からアプローチされれば健全な男なんだから…なびきますよね。
　こうなるとはじき出されるのは例え主人公であってもジョー、彼しかいないでしょ。一年分の課題を3週間でやり終える実力持ってるくらい頭はいいけど、女の子の扱いに全く慣れてない。無理して酒飲んでも気分が悪くなるだけ。「自分は自分のままでいい」に達するまでの長い道を、やっぱり辿らなきゃならないと思うのは、手痛い失恋んがあったから。世界のナンバーワン自負してるアメリカでも、こんなモラトリアム少年いるんだね。

　悪人が一人として出てこない映画。そのせいで可もなく不可もなく印象うすーい！と思う向きもいるだろう。

映画「最低で最高のサリー」
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