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テーマ:映画館で観た映画(8527)
カテゴリ:北欧映画
こちらも映画の日に特捜部Q キジ殺しを見てきました。
特捜部Q キジ殺し FASANDRAEBERNE/THE ABSENT ONE 1994年、双子の兄弟が夏の別荘地で無残にも殺された。初動捜査では名門寄宿舎学校の生徒たちの関与を匂わす情報もあったが、犯人は早々に逮捕され捜査完了となっていた。 20年後—特捜部Qのリーダー、カールのデスクには何故かこの終わったはずの事件ファイルが置かれていた。何故?誰が?特別な“意図”を感じとったQのメンバーは調査を開始する。そして、事件当時、重要情報を握っていると思わる少女が失踪していたことを知る。今も行方が判らない女“キミー”の行方を探しはじめるカールとアサドだったが、彼女を探しているのは彼らだけではなかった。エリート校出身で各界のトップに立つ男たちは、彼女というリスクを消し去るために彼女を探し続けていた・・・。 オープニングは明らかに過去とわかる、襲われて泣き叫ぶ映像。そして現代へ。特捜部Q正式発足のパーティが開かれているというのに、主役であるはずのカールは地下室で仕事。そこへアサドがやって来て「新人の秘書に挨拶してくれ」と言う。カールが出会うのはロ―サ。 これでほぼレギュラー陣が出揃った形になるが、アサドとロ―サが原作よりえらくまともになっていた。アサドは常識人で、間違ってもラクダの話なんか始めそうにない。暴走しがちなカールに絶えずブレーキをかける役回りで、ロ―サに「俺がいないと彼は」なんて言ってる。どこのルートか分からない伝手を使って捜査を進めることもなく、極めて常識的だ。その代わり、明らかにアラブ系と分かる顔立ちで聞き込みをやっても差別的な言動を誰もしない。ロ―サも後に明らかになるエキセントリックな所はかけらもなく、有能さだけが強調されている。事件にとりかかるきっかけは原作と異なり、亡くなった兄妹の父親がカールを尋ねた翌日に風呂場で自殺するというショッキングなものに変わっていた。死と引き換えの依頼なんて、そりゃあカール取り憑かれるよ、と説得力はある。 北欧ミステリではよく男性が女性に暴力を振るうシーンが登場するが、芯が本当に強いのは女性ではないか。最後の最後でカールは悪人達に鉄槌を下すことを躊躇うが(まあ捜査関係者だから無理もないが)、とある女性は我が身をも顧みないし容赦もしないでまっしぐらに復讐に突き進む。正直あんな状態になったら誰も止められない。 「悪人達が揃って国の重鎮で警察機構も手が出せない」というシチュエーションもこれまた北欧ミステリでお馴染みだが、実際にも似たような腐敗しきった権力側の癒着があるのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
October 3, 2019 11:56:00 PM
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