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テーマ:おすすめ映画(4058)
カテゴリ:イギリス&アイルランド映画
みなさん、こんばんは。白鵬の相撲でブーイングが起きましたね。うーん、勝ちたかったんだろうなぁ…。
さて、今回もアラン・リックマン追悼特集です。 原作はジェーン・オースティン。 『いつか晴れた日に』 アン・リー / ソニー・ピクチャーズエンタテインメント Sense and Sensibility 監督 アン・リー 出演&脚色 エマ・トンプソン(アカデミー脚色賞) 音楽 パトリック・ドイル 出演 ケイト・ウィンスレット アラン・リックマン グレッグ・ワイズ ジェマ・ジョーンズ イモジェン・スタッブス ヒュー・グラント 19世紀初頭のイングランド南西部サセックス。長女エリノア、次女マリアンヌ、三女マーガレットと母親は、父ヘンリーの死後、財産も家も先妻の息子ジョンとその妻ファニーに奪われてしまい、路頭に迷ってしまう。主人風を吹かせるファニーに怒ったダッシュウッド夫人は、従兄の元に身を寄せる。ファニーの弟エドワードにほのかな思いをよせるエリノアだが、彼には婚約者がいた。一方マリアンヌは、愛する人と結ばれなかった過去を持つブランドン大佐に愛されながら、雨の日に助けてくれたウィロビーと恋に落ちる。 英国女流作家ジェーン・オースティンが18世紀末に発表した小説「分別と多感」を映画化。この堅苦しいタイトル同様に、おそらく堅苦しいであろう内容が、20世紀に生きる私達にも、実にわかりやすく整理されていた。よく韓国ドラマでも表情を見ただけで、その人物がどんなキャラクターかわかる場合がある。分別を持ち行動しようとする姉エリノアと、多感な性格そのままに振る舞う妹マリアンヌという、まるで正反対の性格を持つ姉妹の恋愛が描かれる本作でも、登場人物達の顔は、性格を非常に色濃く反映している。だから出てきた途端にわかる。グラント演じるエドワードは優柔不断で、大いにエリノアを悩ませるだろう事が。リックマン演じるブランドン大佐の穏やかな愛の方がマリアンヌを幸せにするけれど、彼女はロマンティックなウィロビーにぐんぐん惹かれてゆくだろう事が。それは我々が世間の常識というものを、少なからず知っているから見えてくる予測である。しかし渦中にある者は、そうはいかない。分別という理性の部分では制御できない思いを持て余し、苦しむ。時にはエリノアさえも、耐えきれず吐露するほどに、その存在は重い。化け物のような感情を押さえ込むのは、ただ一人。思いのままに振る舞って、いつか裏切られる道をたどって、分別を得る自分自身でしかない。そんな愚かさを持つ人間達を、いずれも批判的にではなく、愛情こめて描く事に成功したトンプソンの脚色も良かったが、原作を知っており、舞台経験豊富な俳優達を前に、監督はよくやった。時折出てくるユーモラスなシーンは、やはり『ウェディングバンケット』『推手』の監督だなと思わせる。
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最終更新日
March 28, 2016 12:04:53 AM
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