映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、おはようございます。バングラデシュのテロの話はひどいですね。
みなその国を支援するために向かっていたのに…。
あと少しで高校野球もはじまりますね。
今日は野球の映画42　～世界を変えた男～を見ました。


42　～世界を変えた男～
42

出演
ハリソン・フォード　ルーカス・ブラック　チャドウィック・ボーズマン

監督＆脚本
ブライアン・ヘルゲランド

音楽
マーク・アイシャム

　1945年ブルックリン・ドジャースの会長ブランチ・リッキーは、ニグロリーグで活躍中の黒人選手ジャッキー・ロビンソンと電撃的に契約し、下部組織3Aのモントリオール・ロイヤルズに入団させる。当時は人種差別が激しく、有色人種のメジャーリーガーはいなかったため、彼は他球団の選手、コーチはもちろん、チームメイトやファンからも差別を受ける。そんな逆風の中、ロビンソンは1947年4月15日 （のちにこの日がジャッキー・ロビンソン・デーとなる）、ドジャースの本拠地エベッツフィールドに立つ……。

　アメリカの全球団 （独立リーグやアマチュア含む）が永久欠番にしている背番号42、黒人初のメジャーリーガーとなった英雄ジャッキー・ロビンソンの伝記映画。なお、ブランチはもともとロバート・レッドフォードにオファーする予定だったそうだが、特殊メイクを施してハリソン・フォードが演じた。ハリソンが初めて実在の人物を演じた映画となった。

　まだ公民権運動もなかった時代、当たり前のように綺麗なトイレは「White Only」と書かれていた。そんな中で白人に一人黒人が混じって野球をやることは、まずチームメイト達の反発を買った。試合ではスパイクで蹴られたりデッドボールをぶつけられたり、相手チームの監督からひっきりなしに野次られたりするシーンは、野球を楽しむムードではない。妻子がいてもジャッキーの闘う場所はグラウンドだ。孤立無援のジャッキーを強い意思で支え続けたブランチのキャラクターが際立つ。「黒人が払おうと白人が払おうとドルの色は緑だ！」と黒人観客を増やすためにジャッキーを抱え込んだような事を言うので、拝金主義者らしい理で割りきった考えを持つ人だと思っていた。しかし後半で自分が野球選手だった頃の思い出を交えて話した時、観客はジャッキーと共に、いち黒人選手にブランチが託した本当の想いを知る。すると出会い頭にジャッキーとの会話
「やりかえす勇気のない選手になれと？You want a player who doesn't have the guts to fight back?」
「違う、やり返さない勇気を持つ選手になって欲しい。 No. I want a player who's got the guts *not* to fight back.」に彼の優しさがにじみ出てくる。
そして何よりも熱いプレイと情熱で周囲を味方に引き込んでいった紳士的なジャッキー自身が共感・好感を得るキャラクターであることは言うまでもない。

映画「42　～世界を変えた男～」
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