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August 8, 2016
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みなさん、こんばんは。水泳、重量挙げ、柔道とメダルラッシュでしたね。
ところでオリンピック開会式の演出は映画監督が担当しているのですね。

こちらはイタリアの先生が主役の映画です。珍しいですね。

ローマの教室で ~我らの佳き日々~
IL ROSSO E IL BLU
THE RED AND THE BLUE


  ローマの公立高校。「教育は学校の中だけでいい」という考えのもと校長を務めるジュリアーナは、ある時なりゆきから親に見捨てられた男子生徒の面倒をみることになる。一方、生徒に意欲を沸かせようと熱血ぶりを発揮する国語の補助教員ジョヴァンニはずる休みを繰り返す生徒に振り回されていた。美術史の老教師フィオリートは、教育に対する情熱を失っていく中、かつての教え子と再会する。やがてそれぞれの生徒たちとの交流によって、3人の教師の人生にある変化が訪れる。

 原題は「赤と青」イタリアの国旗の色でもなし、何を意味しているんだろう?実在の教師の著書が原作で、実体験が取りいれられている。

 教師はかつて聖職で「先生様」とも呼ばれていた。振り返って現代はどうだろう。給与はよくて身分保障はあるが、親達は以前よりも学校に期待し干渉するようになる。子供達は荒れて行き、教育方針はころころと変わる。自分の理想の教師像、教室像があったとしても、実現に向けて日々を生きるのは難しい。

 熱血教師ジョヴァンニは生徒達に全身で向き合おうとしているが、一方、長年教師をやっているフィオリートは然出会った教え子からは「昔の先生には情熱があったのに今の先生にはない」と言われる位授業にも生徒にも期待していない。かといって不真面目なわけではなく教養豊かであることは、詩をすらすらと朗読するシーンからも見て取れる。二人とは異なり、管理者・役職者として学校や生徒に向き合うジュリアーナはちょうど二人を足して二で割ったようなスタンスだ。熱意だけでは続かない事を知っているが、かといってフィオリートのように諦めの境地に立つことは立場上出来ない。だから必要以上の事には手も口も出さず、続けることだけを考える。そんな彼女が偶然知り合った生徒を突き放せなくなって、自分のモットーを破っていく。ジョヴァンニは3人のうちで最も若く生徒達との年齢差も少ない。若くてスタイルもいい女子生徒から何となく好意を持たれて先生としての立場を保とうとするが、やや危なっかしい。進級を決める大事な会議で発言した後、彼女が本当の事を言っていたと知った時のジョヴァンニの顔がいい。生徒達は、大人のように騙すテクニックを身につけているけれど、まだどこかに正直で純粋な所を持っている。ただ思春期なため、純粋な部分を出す事を少しずつためらうようになる。揺れ動く彼等の真実の姿を見定めるのは本当に難しい。先生も生徒と同じく未熟な部分を持っていて、日々学んでゆく存在なのだ。


ローマの教室で ~我らの佳き日々~
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最終更新日  February 14, 2017 12:22:40 AM
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