映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんばんは。
台風は遅いですね。でもいったばっかりなのにまた来るとは…。

現在グランド・イリュージョン　見破られたトリックが公開中ですがその第一作を見ました。

グランド・イリュージョン
Now You See Me

監督
ルイ・ルテリエ

出演
ジェシー・アイゼンバーグ　マーク・ラファロ　ウッディ・ハレルソン　マイケル・ケイン　モーガン・フリーマン
メラニー・ロラン

　マジシャンとして一流の腕を持つアトラスは、フォー・ホースメンというスーパーイリュージョニストグループを束ねていた。彼らはマジックショーの中で、ラスベガスから一歩も動くことなく、パリにある銀行から金を奪ってみせた。この件を受けて、次の計画を彼らが実行する前に食い止めようとFBI特別捜査官のディランが捜査を始めるものの……。

　原題はNow You See Me=「今君は僕を見てる」マジシャンが観客の注意を集めるための常套句で、それに続く言葉は「ほら、消えた！」。当然観衆は言われた方に目をやる。しかし彼等が見ていない所で何かが行われていて、結果がマジックとして皆を驚かせる。アトラスが冒頭で言うように本当の事は「近づくほど見えなくなるThe closer you think you are, the less you'll actually see.」これは映画自体のストーリーにも言える。

　メンタリスト＝催眠術と読心術（どうやるんだろう？）、カードマジック、イリュージョニスト、そしてリーダーのアトラスが一か所に呼び集められ、数年後彼等がべガスで大掛かりなショーを開く場面に飛ぶ。そこで何が話されたかは、すぐには明かされない。ただ、この時べガスのショーで「騙す側」に回っていた富豪や「トリックを暴く側」に回っていた元マジシャンが、ラストで全く違う顔を見せる。

　我々は派手なパフォーマンスを披露するアトラスに、始終引きつけられる。しかしストーリーを引っ張っていた黒幕は別の所にいた。視聴者もショーを見ている観客同様、派手なものに引きつけられ、真実に気がつくのは、華やかさが失せてからだ。いやぁ、実に小気味よく騙された。

　
オリジナル脚本ではホースメンに女性キャラはいなかった。ローズ刑事役の候補にあがったのはフィリップ・シーモア・ホフマン、ジム・キャリー、サッシャ・バロン・コーエン、ヒュー・グラント、コリン・ファースだった。「もっと若いほうがいい」という意見がありジェイク・ギレンホールにオファーされたが断られ、マーク・ラファロに決まった。

映画「グランド・イリュージョン」
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