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October 24, 2016
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カテゴリ:アメリカ映画
みなさん、こんばんは。

日本シリーズの最中に見ると、そして戦っている一方がいろいろとアスレチックスと被る広島カープであることを考えると、いろいろと重なる部分がありました。


マネーボール
MONEYBALL

出演
ブラッド・ピット フィリップ・シーモア・ホフマン ロビン・ライト ジョナ・ヒル

監督
ベネット・ミラー

脚本
アーロン・ソーキン スティーヴン・ザイリアン

 オークランド・アスレティックスのGMビリー・ビーンは、2001.10.15NYヤンキースとのアリーグ地区優勝決定戦という大事な日に球場にいなかった。観客席がからっぽの別の球場で、たった一人ラジオで試合結果を聞いていた。試合はヤンキースの優勝。そしてシーズンが終わればストーブリーグと呼ばれる選手の移籍話が飛び交う。今年は3人も主力選手が抜けてしまった。今までと同じ事をしていては優勝できないと悩んでいたビリーは、選手トレードの交渉をしにいったインディアンズで、イェール大学卒のピーター・ブランドと出会う。

 野球の世界では選手たちが主役で、オーナーやフロントは、ごちゃごちゃ言わずに彼等のサポートをして彼等が活躍しやすい環境を作ればいい、と大抵のファンが考えている。これはアメリカも同じで、ファンから愛されている選手を成績不振と見るやすぐさまトレードに出そうとしたり、球団ごと売りに出そうとするオーナー&フロントは、映画の悪役によく登場する。

 ビリー・ビーンも、選手に話しかけようとせず試合は見ない。それでいてトレードや解雇を冷徹に言い渡すのだから、一見、選手を札束でしか測っていない、野球なぞ全く愛していないように思える。 ところがこれが大きな間違いで「実は誰より野球を愛する男だった」と説くのが今回の映画。というのは、彼自身奨学金で大学に進学する話もあったのに、期待を背負ってスカウトされたにも関わらず、選手として大成しなかった過去があったのだ。勿論自分で選んだのだから、他人を責めるのは筋違いだが、その時決め手になったのはスカウトの勘による「5拍子揃った奇跡のルーキー」という評価だった。だが、その勘が当てにならなかったとしたら?

 ビーンは統計学上から勝つ野球を見出すマネーボール理論に注目する。アメリカでも日本野球と同じで、資金力のあるチームがスター選手を買いあさるために、限られたパイから選手を選ばなければならない。だがそこで選ばれる選手は、誰からも望まれる選手ではない。そんな選手達の良い所を3人寄せ集めて1人の優れた選手と張り合おうという、一見非効率的な計画は周囲から失笑される。勘を頼りに名選手を発掘してきたスカウトマン達もそっぽを向き、「寄せ集めの選手で勝つ試合なんかできるか」と監督も次の就活に眼がいく始末。だが、ここからが踏ん張りどころ。さぁここからどう挽回していく?と、結果がわかっていてもこの先を見るのが楽しみだ。


 脚本を担当している二人のうちの一人が、職業人の矜持を見せてくれるテレビドラマ『ニュースルーム』『ザ・ホワイトハウス』を手掛けて来たアーロン・ソ―キン。「職業人とはこうであるべき」という姿をビリー、ピート、そしてラストに登場するボストンレッドソックスのオーナー、ジョン・ヘンリーらの台詞と仕事への姿勢で、それはもう格好良く見せてくれる。「人は野球に夢を見る」という台詞を馬鹿にしていたように見えたビリー・ビーン。だが、実は夢に裏切られた彼こそが、最も野球に夢を託していた男の生きざまが熱い。

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最終更新日  October 24, 2016 12:14:19 AM
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