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カテゴリ:長谷川博己
みなさん、こんばんは。今年は夏目漱石没後100年とあっていろいろなイベントも開催されました。朝日新聞では漱石の小説を連載しています。
夏目漱石没後100年を記念して制作された4回シリーズの土曜ドラマ夏目漱石の妻を見ました。 ネット上ではオノマチ劇場と称されてましたが、なかなかどうして長谷川さんの顔面演技が炸裂。 お二人とも芸達者でした。善人と悪人の間を行き来する竹中さんやダンディな舘さんがうまく締めていたと思います。 【放送予定】 2016年9月24日(土)スタート<連続4回> 総合 毎週土曜 よる9時~10時13分 【出演】 尾野真千子 長谷川博己 黒島結菜 満島真之介 竹中直人 舘ひろし 壇蜜 加藤虎ノ介ほか 【作】 池端俊策 岩本真耶 【原案】 夏目鏡子 松岡譲 「漱石の思い出」 【音楽】 清水靖晃 【挿入曲】 シューベルト「ピアノソナタ第21番」 ピアノ演奏 田部京子 【制作統括】 吉永証(NHKエンタープライズ)、中村高志(NHK) 【演出】 柴田岳志、榎戸崇泰(NHKエンタープライズ) 第1回「夢みる夫婦」 裕福な家庭に育った19歳の中根鏡子は、高級官僚の父・重一にすすめられ、夏目金之助と見合いをする。金之助に一目ぼれする鏡子、一方金之助は鏡子の屈託の無い笑顔に魅了され二人は結婚、金之助が高校の教師として赴任した熊本で新婚生活を始める。金之助は帝大出のとびきりの知性派ではあるが、実は幼少時に養子に出され、家庭の温もりを知らない気難しい人物あった。夫のために家事や様々なことに頑張る鏡子だったが、失敗を繰り返しとんでもない事件を起こす。 尾野さん池端さんに動物的な演技を気に入られたか。「足尾から来た女」に続く主演。家族に愛された経験がないから家族が欲しくて、でもいざ出来て見ると愛していると伝える術を知らなくて結果的にツンデレってめちゃくちゃ漱石に萌え。でも作家は基本的に自分大好きなんだよね。 鏡子が漱石に俳句を教えてくれ、と言って猫の俳句を披露するシーン。一度説明してきょとんとしている鏡子を見て「あ、これはわからないな」と瞬時に鏡子を見切って上から目線に切り替えた長谷川さんの演技がうまくて面白くて。 第2回「吾輩は猫である」 英語研究のため夏目金之助はイギリスに留学、鏡子は東京の実家の離れで暮らすことに。ほどなく金之助は神経衰弱で様子がおかしいという噂が鏡子の元に届く。不安になった鏡子は、父の重一や、正岡子規に相談する。月日がたち2年余りの留学を終えて金之助が帰国。金之助との平穏な暮らしを願う鏡子だったが、金之助は急に暴力を振るうような人物に変わっていた。 毎回これでもか!とばかりに夏目漱石の破壊された人格をアピールしたあと、ほんの少し「これだから漱石の事を好きなんだろう」というスパイスを利かせたストーリーがうまい。今回は保証人にはならない(共倒れはしない)が本人ではなく後継者に金は渡す(今できることをする)所かな。 第3回「やっかいな客」 夏目金之助の書いた小説「吾輩は猫である」が評判を呼び、金之助は一躍作家として有名になる。そして金之助は教師をやめて作家になることに興味を示すが、鏡子は猛反対する。そんなある日、金之助が幼い頃に世話になった養父の塩原昌之助が、夏目家にやって来る。塩原は金之助に昔のように親しいつき合いをしてくれと頼むが、金之助は金が目当てではないかと疑う。 子供達に遊びを教えている時の優しい表情と金持ちになった息子にたかろうとするいじましさと善人か悪人か迷わせる養父を演じた竹中直人さんが巧かった。癒しコメディパートは漱石が生活苦を訴える鏡子に「(子供を)ポンポン生みやがって」と言うシーン。いや、一人で産めないし(笑)。 最終回「たたかう夫婦」 最近夏目金之助が女流作家の大塚楠緒子と親しくしていると知った鏡子は、気分が穏やかでなかった。そんなある日、夏目家に親しく出入りしていた足尾銅山の元坑夫・荒井が、鏡子のいとこの山田房子から借金したまま姿を消す。房子と荒井の行方を捜す鏡子。一方その頃から小説の執筆で忙しくなった金之助は、持病の胃の病の療養のために静岡の修善寺に行くが…。 所謂「修善寺の大患」が描かれる最終回。傍にいて愛玩するにはいいが世話はしない文鳥=愛人Or理想の女性、気まぐれにやって来ては家の中をひっかきまわして去っていく猫=荒井。「幸せになれると今はもう信じてないのでは」「あなたは私を愛してくれていますか」実は自問したい答えを相手にぶつける夏目夫妻、合わせ鏡。 1話以外は皆お金が原因で夏目家に騒動が持ちあがる。2話は鏡子の父、3話は漱石の義父、4話は小説のモデルとなった人物と鏡子の従姉。金を貸す(といっても返却はない)ことが、貸す相手を愛してるかどうかに結びつく点も共通の悩みどころ。 夏目漱石の妻 [ 尾野真千子 ]楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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