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June 20, 2017
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みなさん、こんばんは。通常国会終了後の会見で謝るくらいなら、国会できちんと説明をすればいいのに。まるで支持率下降にあわてて対応したみたいです。

さて、本日はチェスタトンの人気シリーズを紹介します。

ブラウン神父の秘密
The Secret of Father Brown
G・K・チェスタトン
創元推理文庫

フランスで人も知る泥棒として、のちにイギリスで人知れず探偵として働いたフランボウが引退してスペインの城に落ち着き、結婚して幸せな家庭を築いていた。

 ところで、彼が引退を決める境地についての説明がえらく仰々しい。

「たいていのラテン人種に横溢していてアメリカ人などには欠けているあの気力、つまり、どうしても隠居せずにはおかないという気概をフランボウも持ち合わせていたのである。ささやかな田園生活を送ることを唯一の望みとしている沢山の大ホテル経営者のうちに見られるのが、この気風である。あるいは、商売が当たって今や厭味な百万長者になりあがり、商店街をそっくり一つ買い取りもしようという間際になって考え直し、家族の団欒とドミノ遊びを静かに愉しむべく隠居してしまうあまたのフランスの地方商店主のうちに認められるのが、この気風である。」


 チェスタトンの中ではどれだけアメリカ人て守銭奴なんだろう。さて、そんなアメリカ人の一人チェイスがフランボウと知り合い、その過去を知らず好意を持つ。友情を育もうと思った理由は


 
「西のかた新大陸より転がってきたチェイス石は、充分に苔むした南欧のフランボウ岩の上にしばしの安らいを得て、欣快にたえなかった」


 などと、岩と石に例えた表現で説明されており、なかなかユニークだ。なんだかごつごつぶつかって微笑ましい付き合いに見えないのは私だけだろうか。そんなチェイスがフランボウの城を訪れていた際に、有名なブラウン神父と出会い、インタビューを試みる。



「エドガー・ポオは、デュパンの方法ならびにその織りなす見事な論理の綾を、会話体の随想の中で解きほぐして見せています。ワトスン博士は、ホームズの方法ならびにそれが発揮された具体的事情の細部に際し、理路整然たる解説を聞かせられています。しかし、神父さんの方法につきましては、まだ誰ひとりとして本格的な解説をうかがった者がございません。」


 「推理方法を種明かしして下さい」とお願いするチェイスに、ブラウン神父が爆弾発言を。

「あの人たちを手にかけたのは、実は、このわたしだったのです」
ななな、なんですと!?さて、その真意とは?

 「大法律家の鏡The Mirror of the Magistrate」「顎ひげの二つある男The Man with Two Beards」「飛び魚の歌The Song of the Flying Fish」「俳優とアリバイThe Actor and the Alibi」「ヴォードリーの失踪The Vanishing of Vaudrey」「世の中で一番重い罪The Worst Crime in the World」「メル―の赤い月The Red Moon of Meru」「マーン城の喪主The Chief Mourner of Marne」など過去に関わった事件を語ることでその問いに応えるブラウン神父。

冒頭の「ブラウン神父の秘密The Secret of Father Brown」とラストの「フランボウの秘密The Secret of Flambeau」が対になっている。

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最終更新日  June 20, 2017 12:00:35 AM
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