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みなさん、こんばんは。外は雪が降ってます。

タイムトラベルの映画は沢山ありますが、こちらはちょっとコメディタッチです。

映画アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜を見ました。

アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜
ABOUT TIME

出演
レイチェル・マクアダムス　ビル・ナイ

監督
リチャード・カーティス

あなたはどうしますか？21才の誕生日にこう言われたら？
｢ティム　愛しい息子よ　簡単に言うとわが家の男は特殊パワーを持ってる　特別な能力だ　取り乱さないよう心して聞け　これは一族の秘密だ　我が家の男が持つ秘密のパワーとはタイムトラベルだ　行けるのは過去だけ　未来は無理だ｣

　自分に自信がなく恋人のいないティムは父親から秘密を打ち明けられる。恋人を得るため張り切ってタイムトラベルを繰り返すティムは、やがて魅力的な女性メアリーと恋をする。しかしタイムトラベルによって生じたアクシデントにより、そもそもメアリーと出会っていなかったということになってしまい……。

　「自分の都合のいいように過去をリセットできる」こんな能力があったら誰でも欲しい！「失敗した！」って感じたシチュエーションは一度ならずある。でも、自分だけ得をする＝一人勝ちみたいなのは、何だかずるくない？

　最初は主人公もその線でタイムトラベルを使っていた。気になる女の子メアリーが好きなものを先に聞いておいて話を振ったり、未来で彼女とBFが出会った場所を聞いておいて先回りしたり、彼女の両親の前でとんでもない事を言ってしまった未来をもう一度リセットしたり。

　だが途中でタイムトラベルの理由が変わってきた。最悪の人生を送り続ける妹を助けるために、そして一度味わった時間をもう一度味わうために。何もやり直さなくても、一度きりの人生が素晴らしいことを追体験する、ただそれだけのために。

　何よりもやり直しできるティムに対して、その都度素直な反応を返してくるレイチェル・マクアダムスがとってもかわいらしい。ガードが堅そうに見えてその日出会ったばかりのティムに「寝室へ行って新しいパンツを着る　一分後に来て脱がせていいわ　よかったらI'm going to go into the bedroom and put on my new pajamas, and in a minute you can come in and take them off.｣なんて誘いをさらっとしても、いやらしさがない。

　少年時代のティムを演じているのはリチャード・カーティスの息子。メアリー役には最初ズーイー・デシャネルがキャスティングされていたがレイチェル・マクアダムスにシフト。この映画のアメリカ公開日はカーティス監督の誕生日。

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