映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんばんは。
羽生選手さすがですね。

こちらの映画に出て来る女性もある長所を持っています。

カノジョは嘘を愛しすぎてる
The Liar and His Lover

出演
佐藤　健　反町健史　窪田　正孝　相武　紗季　谷村　美月　浅香　航大　吉沢　亮
勝村　政信

　人気バンドCRUDE PLAYのメンバーだったものの、デビューする前に抜けた小笠原秋。サウンドクリエイターとしてバンドに楽曲を作ってきたが、ビジネス優先な音楽業界にうんざりしていた。そんなある日、CRUDE PLAYのファンだという女子高生・小枝理子と出会い、彼女に正体を明かさず恋人同士になる。理子との日々に安らぎを覚える秋だったが、類いまれな歌声を持つ彼女を音楽プロデューサーの高樹がスカウトしたことで……。

　ベストセラーになった青木琴美のコミックを実写化。音楽業界を冷めた目で見つめる天才サウンドクリエイターと、シンガーとしての人並み外れた才能を秘めた少女。5,000人もの候補から選出された大原櫻子がヒロインを熱演。

　少女漫画の典型ですな。一見冴えない風貌の女の子には、誰もがひれ伏すような才能があって、自分では全く気づかない。偶然出会った天才クリエイターの前でも物おじせずに「あなたを守ります！」宣言して瞬く間に彼の心を掴んでいく。定番の恋仇も男女共に現れ、女性の方は売れっ子シンガーで元カノ、男性の方はCRUDE PLAYで楽器が弾けて秋がコンプレックスを抱く心也。ただ、歌と理子をめぐってもうちょっと秋と競い合っていくかと思ったのに、心也は冷静で、一時の想いで理子を振りまわす秋の方が子供っぽく見えるように演出されている。ただ年齢は窪田くんより上であろう佐藤くんが演じているからちょっと違和感が。漫画では芸能界の売れんかな主義に秋が反発していく所が描かれていたけれど、映画では単に理子達のデビューコンサートが無事開かれるだけで、彼女自身商業路線に乗るのか、歌いたい歌を歌うのかという選択肢は全く出てこなかった。恋愛書いた方が売れると踏んだのだろうか。



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