映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんばんは。今週はまさに台風ウィークでしたね。
そういえばアニメサザエさんのお母さん、フネさんを演じていた声優さんが亡くなりました。
残念です。

アニメといえばスタジオジブリが有名ですが本作の監督はジブリスタジオ出身です。
映画メアリと魔女の花を見ました。

メアリと魔女の花
MARY AND THE WITCH'S FLOWER

声の出演
杉咲花　天海　祐希　満島　ひかり　渡辺　えり子　大竹　しのぶ　遠藤　憲一
佐藤　二朗　　小日向　文世　神木　隆之介

監督
米林宏昌

脚本
坂口理子

音楽
村松崇継

無邪気で不器用な少女メアリは、森で7年に1度しか咲かない不思議な花“夜間飛行”を見つける。この花は、魔女の国から盗み出された禁断の花だった。一夜限りの不思議な力を得たメアリは、魔法大学“エンドア”への入学を許されるが、あるうそをついたことから大事件に発展してしまい……。

　　冒頭、燃え上がる建物から箒で逃げる赤毛の魔女。気味の悪い追手がどこまでもついてくるが、やがて魔女は力尽きて箒も種も深い森に隠れてしまう。ここまでが前説。さあこの魔女はどうなった？というのはしばらく出てこず、両親から大叔母のもとに預けられたヒロイン、メアリが登場。キャラクター造形は普通。好奇心旺盛で、自分は頑張っていろいろやろうとするけれど失敗続きでへこみがち。魔法学校の校長先生のビジュアルに「ハウルの動く城」の魔女が被る。

ジブリ作品の魔女ものといえば「魔女の宅急便」。キキは魔女故にどうやって生きて行けばいいのか迷うが、今回のメアリは偶然手に入れた魔法の花のおかげでたった一日だけ魔女になれる、いわばパートタイム魔女。赤毛で友達もいなくて…とアイデンティティに悩んでいたメアリは、魔女学校に行って「最強の魔女」扱いされたことでいい気になってしまう。

　ヒロインが最初から「デキた人」ではなく、ある出来事をきっかけにして成長していく王道パターン。動物達を魔法の花を使って違うものに作り替えていたけれど、その目的って何だろう？単なる知的好奇心？映画で出てきた？この世界を征服ではないようだ。

声優でも、俳優が声をあてている。その人を知っているからなのか、声を聴けば「ああ、この人だ！」とわかる人と、まったくわからない人がいた。満島ひかりさんはドラマ「ド根性ガエル」でもピョン吉の声をあてていたが、今回もまったく声優の顔を感じさせなかった。


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