映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんばんは。樹木希林さんが亡くなりましたね。

アメリカではサリー・フィールドも長いキャリアを誇る女優です。
そんな彼女がかわいい60代を演じます。

ドリスの恋愛妄想適齢期
Hello,My Name is Doris

出演
ピーター・ギャラガー　サリー・フィールド

　広告制作会社で働く60代の独身女性ドリスは、会社に新しく配属されたアートディレクターのジョンに一目ぼれしてしまう。ドリスは友人の孫娘ビビアンに協力してもらってSNSでジョンの情報を集め、彼の好きなミュージシャンのライブ会場に潜入。ジョンや彼の友人たちと親しくなることに成功するが……。

　サリー・フィールドがアカデミー主演女優賞を獲得した時の台詞が「みんな私の事が好きなのね！Right Now! You Like Me!」で「あまりにも自信過剰じゃないか」といっとき話題になった。

　それからもサリー・フィールドにはやや思い込みの強い役が回ってきた。例えば『アリーMYラブ』のキャリスタ・フロックハートの母親を演じた『ブラザーズ＆シスターズ』。周囲が「あの人ってイタイ」と思っていてもそんな視線をものともせず我が道を行くキャラクターは気持ちがいいだろうけれど、人知れず嘲笑される可哀そうなキャラだ。。

　そんな彼女が彼の好きなアーティストの曲を聴き、コンサートにまでつきあい、思いがけずアーティストから注目される。彼の言った他意のない言葉をあれこれと深読みして思い悩む。そんな姿は乙女と同じ。年齢で恋愛を区切ることなんてできない。

とはいえ、他人の写真を借用してFacebookで友達申請したのはどうなの？と思うし、嫉妬心からジョンの女友達にやってしまうことについては許されない。しかしラストでやはり「私は私」と我が道を行く宣言したサリー・フィールドは、かっこよかった。今までずーっとドリスの妄想と現実が交互に登場したので今回もだろうなぁ…と思っていたらなんですかあの夢のある終わり方は。

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