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テーマ:おすすめ映画(4058)
カテゴリ:アメリカ映画
みなさん、こんばんは。カリスマ性を持ったリーダーの墜落ってドラマになりますよね。
この人もそうでした。そして何と彼は復活を遂げます。 スティーブ・ジョブズ Steve Jobs 出演 マイケル・ファスベンダー ケイト・ウィンスレット 監督 ダニー・ボイル 脚本 アーロン・ソーキン 1984年、アップル社の新製品発表会本番を40分後に控え、スティーブ・ジョブズは部下のアンディともめている。今回ジョブズはどうしてもMacintoshに「ハロー」とあいさつさせたかったが、当の主役は沈黙したままだ。マーケティング担当者のジョアンナは諦めるよう説得する。 ウォルター・アイザックソンのベストセラー評伝を基に、1984年のMacintosh、88年のNeXT Cube、98年のiMacという3回の製品発表会の舞台裏のみを描く。暴露本やらニュースやらで報じられている部分はあくまで虚像だから、というスタンス。 舞台裏のパターンは実は似通っていて、入れ替わり立ち代わりやってくる以下の人との会話で構成される。 1.娘リサとクリスアンがやって来る(98年の時は娘だけ) 但しスティーヴは娘と認めていない クリスアンには最初から喧嘩腰だがリサに対してはスティーヴは父親としてなのかただの部外者としてなのか曖昧な態度を取る 2 .プレゼンやスティーヴの私生活全般についてジョアンナが助言をするがスティーヴは頑なに拒む 3.アンディ・ハーツフェルドとMacの技術面について改善要求 どこかハーツフェルドの方が引いているため正面的にはぶつからない 4.盟友スティーヴ・ウォズニアック(ファーストネームが同じなので以下ウォズ)と衝突 彼の要求は一つ「Acknowledge them(APPLEIIチームに発表会で謝辞を述べること)」 だがスティーヴは三回とも拒否 但しスティーヴはウォズを大事に思っていてスカリーには「僕の批判にウォズを使うな マークラやロックならいい だがあのオタクは操るな いつだって僕は彼を守る 」などとどこの熱血少年だ?みたいな台詞を言う。 5.ジョブズがCEOにひっぱってきたジョン・スカリー 一回目は父親のように彼を慕っていたスティーヴだが次第に関係が悪化 2回目ではお互い社長同士として会い3回目では立場が逆転 但し関係性は時系列と共に変わってゆく。中でもスカリーとウォズニアックとの関係は劇的に変化する。スティーヴ自身の変化によるものであり、最初のMacではデモがうまくいかず周囲に当たり散らしていた彼が、二度目の発表会でははったりを利かせ、最後の発表会ではミスのないデモを作り上げる。あちこち滅多打ちされて強くなった様子が窺える。彼と並走してくれる人は仕事仲間でもパートナーでも現れない。それは圧倒的にコミュニケーションが下手だからだ、という事が先の5つの会話で嫌というほどわかる。周りの言うことに一切耳を貸さず突っ走り、振り向いたら誰もいない道を走るのが、天才の業なのか。 スティーブ・ジョブズ ブルーレイ&DVDセット【Blu-ray】 [ マイケル・ファスベンダー ]楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
December 4, 2018 10:40:54 PM
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