映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんばんは。秋篠宮の発言が波紋を広げていますね。
子供を想う親心も滲み出ていました。
さて、今日ご紹介するのは、娘を想う母親が凶悪犯と対峙する映画です。

デンジャー・コール
OPERATOR

出演
ミーシャ・バートン　ヴィング・レイムス　マイケル・パレ

　911緊急コールセンターのオペレーターとして働く女性パメラは、ある場所で10分後に交通事故が起きるとの通報を受ける。不審に思いながらも元夫の警官ジェレミーを現場に向かわせると、通報通りに大事故が発生。その通報者はパメラとジェレミーの娘を誘拐したとパメラに話し、誰にも気づかれずにジェレミーを次々と指定の場所へ向かわせるよう指示を出していく。

　緊急コールセンターにかかってきた情報を元に事件を追い詰めていくのはハル・ベリー主演の『「ザ・コール 緊急通報指令室」』と共通。しかし認められていたハル・ベリーに対してパメラは情緒不安定気味で上司からも勤務状況を心配されているというハンデあり。おまけに職場でリストラがあるという不穏な噂が流れる。どうせならこのリストラをパメラの脅迫に使ってもよかったのに、単に話題として出てきただけ。

えーと…すみません。これ、すぐに裏切り者がわかってしまいました。というか、その人しかいない。そもそもパメラとジェレミーだけが知っている情報があるにもかかわらず、先手先手を打たれるという時点で、受電につきっきりの妻はともかくジェレミーはもっと早く気付いた方がいい。それこそどこにいるかわからない犯人が何をするかわからないのに悠長に「妻に今日は帰れないってメールしとく」なんてないでしょう。不自然でしょう。

　一番ありえない！と思ったのは夫婦が犯人の車を追っていくシーンで人質となった娘が乗っているにも関わらず突っ込んでいくシーン。当然車は横転し炎がメラメラ。すぐに娘を助けに行こうとパニックになってもいいはずなのに、なぜか二人とも助けに行かない。犯人に撃たれるのを恐れているのか。いや、例えその危険性があっても、油が漏れて危険な車の中に娘がいて、衝突のショックで気を失っているかもしれないのだから、なりふり構わず救いにいく方がリアリティがあってよかったのに。


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