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みなさん、こんばんは。暴力事件の被害者だった貴ノ岩が今度は付け人に暴力を振るうという事件が起きました。結局暴力沙汰はやまないということでしょうか。弟弟子の優勝というせっかくめでたい事があったのに…。

​映画それでも、やっぱりパパが好き！を見ました。

それでも、やっぱりパパが好き！
INFINITELY POLAR BEAR

出演
マーク・ラファロ

1970年代後半のボストン。一家の主・キャムは双極性障害のため失業を繰り返し、いつしか家族のやっかい者に。異常な行動ばかりとる夫に我慢できなくなった妻マギーは、一度は娘2人を連れて彼のもとから去ることを考えたが、パパが大好きな彼女たちの将来のために、週末は必ず家に戻ることを条件にニューヨークの大学院へ進学することを決意。

「 1967年にパパは躁鬱症と診断された。付け髭で町を歩き“ハーバード大のジーザス”と。病気がよくなるとTV局に就職。そこでママに出会う。パパは思わず写真を撮った。初デートでドライブしながらパパは病気を打ち明けた。ママは“時代のせいよ。皆イカれてるわ”と。二人は結婚して私と妹が生まれた。私たちは幸せだったけど、幸せだけじゃ。My father was diagnosed manic depressive in 1967. He'd been going around Cambridge in a fake beard calling himself Jesus John Harvard. When he got better, he started working in public television in Boston. He met my mother there. He walked up and took her picture. On their first date, he took her on a driving tour of New England and told her all about his nervous breakdowns. She didn't care. She said it was a crazy time. Half the people they knew were going bananas. So they got married and they had me... and then my sister. We were happy. I know there is more to it than that. There always is.」

長女アメリア(監督の娘)の語りで始まる本作は、躁鬱症で事実上仕事に就くことができないキャムが、いい仕事を得るためにMBAを取りに大学で学ぶ妻の代わりに18か月間娘二人を育てる奮戦記。原題のポーラ―ベアは双極性障害を意味するBipolar （バイポーラ）を娘たちが言い換えたもの。

自分で自分のコントロールが効かないのに、決められた時間に家事をやり、子供達を育てるのは大変。気分にむらがあるキャムは「娘に怒って夜中に二人を置いて酒場に出ていく」などというぎょっとすることもやってしまう。それでもママは「楽しくて優しい人だったわ」と決してパパを娘たちの前では非難せず、娘たちもダメダメなりにパパの事を受け入れている。「お前たちが泊まりに来た時には朝も夜もクレープを焼いてやる　」などと甘々の提案をするパパが自分たちの事を愛しているのを知っているからだ。　

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