映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんにちは。国会では厚労省のずさん調査が毎日責められてますね。
というか与党がなめられてるのか。いいですねいい加減な仕事して高給取りで。

​ホラー映画アナベル　死霊館の人形​を見ました。


アナベル　死霊館の人形
ANNABELLE

出演
アルフレ・ウッダード

　　出産が近いミアは、真っ白なウエディングドレスを着た美しいビンテージ人形を夫ジョンからプレゼントされる。ある夜、二人はカルト集団の男女の襲撃を受け辛くも命は取り留めるが、人形に恐ろしい呪いがかけられてしまう。 やがて、待望の子供が生まれ二人は新生活をスタートさせるが、人形をめぐり次々と不可解な現象が起こり……。

　映画のアナベル人形は磁器製ドールで落としたら割れそうだが、実際のアナベル人形は所謂ラガディ・アンタイプの、もう少し親しみやすい、さわると肌触りが良いアメリカンドールっぽいもの。おかしいと思った。というのは、人形をもらったミアが「かわいい！」と大喜びするが、見た目全く可愛くないのである。目がへこんでぎょろっとしていて気持ち悪い。「あんな人形もらうから呪われるんだ！」なんてことを言ったら何か起こると嫌だなぁ。本当のアナベル人形は除霊を行ったウォーレン夫妻が博物館にて特別なケースで保管している。

　実在の心霊研究家ウォーレン夫妻が体験した不吉な出来事を描いた大ヒットホラー『死霊館』のスピンオフ。ストーリーは全くのオリジナル。夫妻は途中で引っ越すので、厳密にいえば「死霊館」ですらない。斬殺事件が起きた時に、犯人がたらっ…と流した血が人形の目の中に入っていく。それだけの描写で、以後は「人形の目がぴかりと光る」などの怪しげな描写はない。人形が明確な悪意を持って、動いて人間を襲うのではなく、人形に取りついた魂が悪さをして火事を起こしたり、家の中を、髪の毛の長いちょっと貞子風の女性がうろうろする。ならば人形がいなくても呪いは成立するのでは？と思うが、明確な答えはない。魂の置き場所くらいの意味なのだろうか。

　男性は全く頼りにならず、夫は医師になったばかりで仕事を離れられないし、神父でさえ悪魔と戦えない。愛情で呪いが昇華されるわけではなく、映画の終わりとして一応は収まるところに収まったが、悪意のある所、世界のどこかでまた呪いの人形が生まれているのではないかと思えて怖い。


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