映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんばんは。
平成最後のセンバツ高校野球も終わりましたね。

今日もダニエル・ラドクリフ出演作を紹介します。

ディセンバー・ボーイズ
DECEMBER BOYS

出演
ダニエル・ラドクリフ

12月、真夏のオーストラリア。孤児院で育った４人の少年、マップス、ミスティー、スパーク、スピットは、夏の休暇を海辺の村で過ごすことになる。それは、12月生まれの４人に贈られた院長からのプレゼント。
孤児院から離れて過ごす初めての夏休みは、なにもかもまぶしく見えた。彼らがそこで出会ったのは、養子を迎えようと考えているひと組の若い夫婦。孤児院では、自分たちより幼い子が養父母のもとに引き取られていくのを、いやというほど見てきた４人。自分たちの番はもう永遠にやって来ないのではないかという不安。そして、今度こそは選ばれたいという切実な思い。養子になれるのはひとりだけ。なんとか自分を気に入ってもらおうとする小競り合いが始まるなか、いちばん年上のマップスだけは、他の3人とは別行動をとる。地元の少女ルーシーと知り合い、不器用に高鳴る胸に戸惑いながら、マップスは初めての恋を知る。しかし、養子になることには関心がないように振る舞っていたマップスも、心の中には諦めきれない夢がくすぶっていた。
　前にオーストラリアに孤児として連れてこられて労働力として使われ、虐待まで受けていた『オレンジと太陽』を見ていたせいで、これももしかしたら騙されて連れていかれるくちなのか？と思っていたが杞憂だった。正真正銘善意の人が孤児院の子供を夏休み期間だけ引き取ろうと言ってくれたのだった。

　頭一つダニエル・ラドクリフがどう見ても大人だけれど、作品上でも彼の年は離れていて、はなから「養子にしてアピール」から一抜けた状態。彼にはもっと大人の世界が待っていた。ただこの恋が本当にひと夏の恋で、彼女はマップスの事をどう思っていたのか…。語り手のミスティ、唾を吐くスピット、釣りの上手いスパークとキャラ分けできているけれど、もうちょっと4人の違いをダニエル以外で際立たせて、養子になりたい作戦のメインストーリーに絡められたら良かったのに。

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