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July 28, 2019
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カテゴリ:イギリスドラマ
みなさん、こんばんは。ホルムズ海峡でイギリスのタンカーが拿捕されましたね。
新首相はどんな態度に出るのでしょうか?

人気ドラマ女王ヴィクトリア2を見ています。


女王ヴィクトリア2
Victoria
出演
ジェナ・コールマン ルーファス・シ―ウェル


(1)「新たな船出」A Soldier's Daughter 
出産後、休暇をとっていたヴィクトリアだが、あまりにも退屈ですぐに公務に復帰する。そんな彼女を待っていたのはアフガン戦争の戦況が悪化したという知らせだった。ヴィクトリアはそのことを伏せていたアルバートにいらだちを隠せない。そんな中、王女の洗礼式が行われる。参列したエルンストはヴィクトリアの女官長が変わったことにショックを受けるが、式の後、ハリエットと再会を果たす

SHERLOCK がジョンの負傷場所を言い当てたアフガン戦争遂に登場。産後休暇を取って職場に復帰したら頼りにしていた王配から閑職に追いやられたバリキャリのような扱いを受けるヴィクトリア。男子誕生まで妊活を勧める叔父といい決められない議会といい現代に通じる問題も内包。

(2)「嫉妬という怪物」The Green-Eyed Monster
産後間もないヴィクトリアをサポートするためにアルバートは奔走するが、ヴィクトリアは、自分の仕事を奪われているような不安な気持ちになる。そんな中、科学に興味を持つアルバートは、王立協会でも珍しい女性の数学者と出会う。二人はすっかり意気投合し…。そんなアルバートの様子に思い悩んだヴィクトリアは、助言を求めにメルバーンのもとへ向かう。

事を持つ母という共通点を知りレディ・ラブレス(平行四辺形のプリンセスという2つ名の彼女の母親はどんな人?)と意気投合するヴィクトリア はGreen-Eyed Monster(原題:嫉妬)追い出しに成功。バクルー公爵夫人がNationalGalleryの『醜女の肖像』の彼女に見えて仕方がない(御免)。

『ザ・クラウン』との共通点多し。「女王としては君臨し妻としては夫に従う」女王という複雑な立場や「知識がない自分」に悩む姿。コンプレックスを感じる当の相手アルバートには相談できずヴィクトリアが頼ったメル郷(LordM)がすかさず「知識と知恵は違う」と言ってくれた。

(3)「別れのワルツ」Warp and Weft
宮殿の管理体制を見直すことにしたアルバート。そこで明らかになった宮殿内の現状とは?一方、ヴィクトリアは、安い輸入品の影響で不況に陥っている国内の絹織り職人を支援するための舞踏会を開く。だがその豪華さが災いして国民の猛反発を受けてしまう。舞踏会では久しぶりにメルバーンも公に姿を見せたが、そこで体調に異変が…。

目の前の愛犬の死はさっき別れてきたばかりのもう一人を思い出させ追悼文もそのまま彼に当てはまる。その人が「馬鹿でもなれる首相になる」よりも作りたいと熱望した「この先何世紀も人々の目を奪うもの」=ビッグベン建設(現在補修工事中)に取り掛かるアルバート。

(4)「父の罪」The Sins of the Father
待望の皇太子が生まれ、宮殿は喜びにあふれる。だがヴィクトリアは我が子と向き合えずにいた。一方、宮殿に少年が侵入した事件が新聞に載ってしまう。宮殿内の誰かが情報を漏らしたのは明らかで、犯人捜しが始まる。そんな中、アルバートの父、コーブルク公爵が亡くなったとの知らせが届く。すぐに帰郷したアルバートだが、叔父のレオポルドからある告白を受ける。

父の葬式に爆弾ぶっこんでくるのは叔父なのになぜ原題も「The Sins of Father(父の罪)」なのか理由は本編にて。色彩といい建築といいイギリスに比べて質実剛健を絵にかいたようなコーブルグ公国。産後うつのヴィクトリアを救った意外な人物。アルバート側近のBLエピも決着。

(5)「フランスの流儀」Entente Cordiale
フランス国王がスペイン王家との縁談を進めているとの情報が入る。ヨーロッパにフランスの影響力が拡大することを危惧したヴィクトリアは、国王に縁談の再考を促すためフランスを訪れる。何かにつけ話題をはぐらかすフランス国王を相手に、外交手腕が問われるヴィクトリア。一方、アルバートはフランス流の洗練された作法になじめずにいた。

アイデンティティの危機でお悩み中のアルバート公を元気づけたのは「あなたなしで世界に向き合えない」という熱烈な妻の告白と他人の城での水浴び(それにしても王子様達大胆な)ルイ・フィリップの今後を読むと今ここで縁談リセット話を断らなかった方が良かった(イギリスに亡命)。

(6)「アイルランドの受難」Faith, Hope & Charity
アイルランドでは、主食であるジャガイモの大凶作のため人々が飢えに苦しんでいた。それを知ったヴィクトリアは、ピール首相に何か手をうつよう促すが、政府は及び腰だ。アルバートも一つの作物に頼ってきたアイルランドを批判的に見ていた。そのアルバートは宮殿内の不衛生な下水問題に対処するべく、水洗トイレの設置を進める。一方、エルンストが宮殿にやってくる。その理由とは…。

歴史上有名なアイルランドのじゃがいも飢饉によりアメリカに渡るアイルランド移民が増加。エルンストの病気は水銀療法からわかるように梅毒。ただ水銀療法も毒なわけで。「君主は助言しかできない」とドラマでは言っているがこの当時英国王位は大きな政治的権力があった方である。

(7)「憧れのスコットランド」The King Over the Water
外出中に暗殺未遂にあったヴィクトリア。その影響で宮廷の警備は厳重になった。そんな息苦しさに耐えかね、憧れていたスコットランド訪問を思い立つ。しかし、散策では優大な自然に囲まれながらも、やはり警備に囲まれる。それを窮屈に感じたヴィクトリアはアルバートと共に、馬に乗って集団からこっそり離れる。そして二人きりの時間を過ごすが…。

舞台がスコットランドなのでちょっぴり 「アウトランダー 」みも。アキレウスとパトロクロスの逸話に仮託して二人の関係を語るアルフレッド郷とドラモンドが遂に。この時代にBLをぶっこんで来るか。「鹿が撃たれた時の声みたい」アルバートにすっかり嫌われたバグパイプ。

(8)[去りゆく人々」The Luxury of Conscience
王女ヴィッキーが高熱を出し危険な状態に陥る。アルバートは常々、娘の健康管理について自分の意見を無視するレーゼンに不満を抱いていたが、ついにその感情が爆発する。ピール首相は労働者階級の困窮を救うための法案を通そうとするが、党内の猛烈な反発にあう。そのピール首相をさらなる悲劇が襲う。

Season2Finale回のためピール首相、レーゼン、ドラモンドと多数キャスト退場。初回登場時から格段にキャラ上げが行われている公爵夫人と気がつきすぎる姪。ハリエットへの求婚を決意したエルンスト兄上に水銀では治らないあの病気のせいで再び発疹が。

(9)[聖夜の贈りもの」 Comfort and Joy
もうすぐクリスマス。この季節が特に好きなアルバートは、ツリーの選定や飾りつけの指示に余念がない。そんなある日、アフリカのダホメー王国からの贈りものという名目で少女サラがやってくる。サラは王族だったが家族を皆殺しにされていた。彼女の孤独な姿を見たヴィクトリアは宮殿に住まわせることにするが…。一方、ヴィクトリアの天敵、カンバーランド公爵が突然姿を現す。

今回登場したサラのリアルはこんな人。ヴィクトリアとは名目上の親子。かつての幸せだった両親のクリスマスを再現しようとハイテンションなアルバートと何かを知っているらしい軽めに見られる外見が損をするエルンスト。リアルライバルカンバーランド公の肖像。

ヴィクトリアは、サラは家族として宮殿で一緒に暮らすべきだと確信していた。サラの沈んだ顔を見続けていたアルバートは、それでは彼女が幸せになれないと忠告するが、ヴィクトリアは聞く耳を持たず…。ぎくしゃくする空気の中、アルバートは理想のクリスマスを演出するために気持ちを奮い立たせていた。そんな中、エルンストが家族の過去の真実を告白する…。

子供時代のクリスマスに拘っていた2 人が自分達らしいクリスマスを選択するまでの物語。奴隷解放で遺産を放棄するスケレットと鉄道株で全財産をするペンジ。二組のカップル誕生、兄弟と親子の和解とクリスマスらしいエピソード。










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最終更新日  October 26, 2019 11:28:21 AM
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