映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんばんは。香港のデモはまだ続いています。週末空港で行われると日本にも影響が出て困ります。ところで皆さん
ターザン映画を見たことがありますか？えっ、奇声しか記憶にない？それは困るなぁ。

映画ターザン：REBORN ​見ました。


ターザン：REBORN ​
THE LEGEND OF TARZAN

監督＆脚本
デビッド・イェーツ

出演
アレキサンダー・スカルスガルド　マーゴット・ロビー　サミュエル・L・ジャクソン
クリストフ・ヴァルツ　サイモン・ラッセル・ビール　ジェイモン・ハンスウ

　生後間もなく国の反乱が原因で、コンゴのジャングルで動物たちに育てられた英国貴族ターザンは、美しい妻ジェーンとロンドンで生活していた。ある日、政府の命令で故郷へ戻るが、それは巧妙な罠で、ジャングルを侵略された上に、妻がさらわれてしまう。愛する妻と故郷を取り戻すべく、ターザンは内なる野性を呼び覚まして戦うことを決意する。

　映画やアニメなどで度々映像化されてきたエドガー・ライス・バロウズ原作の冒険小説を、『ハリー・ポッター』シリーズなどのデヴィッド・イェーツが監督。

　
「 At the Berlin conference of 1884 the world's colonial powers took it upon themselves to divide up the African Congo. King Leopold of Belgium claimed the vast Congo basin, rich in ivory and minerals. Five years later he had run up hige debts in his ambition to exploit his new colony. Desperate for funds and running out of money to pay his army, he sent his most trusted servant, Leon Rom, to the Congo to source the legendary diamonds of Opar.」と冒頭ベルギーの事情が紹介。

ベルリン会議で列強がアフリカ分割を決め、ベルギーはコンゴ共和国なるものを作った。ロムが意識している探検家スタンレーは国王の命を受けて会議以前に植民地化を進めていた。しかし金欠のベルギー国王がアフリカのダイヤを求めたことが今回の発端（ここからはフィクション）。国王の側近ロムがアフリカ部族の首長ムボンガに会い「ある男を連れてこい。ダイヤは奴と引き換えだ」と命じられる。

　　そしてロンドン。半裸でジャングルを縦横無尽に駆け抜け、ツタにつかまって森を移動し、「アーアアー！」と雄叫びをあげるお馴染みの姿ではなく、英国紳士然とした姿でまずターザンことクレイトン郷が登場。ただ、後にやはり脱ぐため、上半身の筋肉のつき方が半端ない。ただ、英国から始まるとターザンのストーリーを全く知らない観客が困ると思ってか、両親の死、ジャングルでの暮らし、ジェーンとの出会いなどが回想場面として登場。

　　ここでの悪役はクリストフ・ヴォルツ。アカデミー助演賞をもらって以来悪役づいている。今回も弱っちいように見せかけておいて（まあガタイではターザンにかなわない）、逃げ出そうとしたジェーンを首飾り替りのチェーンで素早くくるくるっと巻くなど手ごわい所を見せる。

　　ハリポタ監督らしさが見えたのは、疾走する列車を追うターザンと部族が上空から飛び込んでいくシーン。スピード感と取り方が似ている。あと、ラストの動物の大暴走は、全部の動物とターザンの言葉が通じたということ？ まあ、鳥の鳴き声も真似してたしね。


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