映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんばんは。連休が終わってしまいましたね。
今日から二日間アン・ハサウェイ出演映画を紹介します。

シンクロナイズドモンスター
COLOSSAL

出演
アン・ハサウェイ　ジェイソン・サダイキス　ダン・スティーヴンス　
ティム・ブレイク・ネルソン

監督
ナチョ・ビガロンド

失業して酒浸りのグロリアは、一緒に住んでいた恋人のティムに家を追い出され、ニューヨークから故郷の田舎町に戻る。そこで再会した幼なじみのオスカーが営むバーで働き始めた矢先、ソウルに巨大怪獣が襲来したことを知る。そしてニュースの映像を見たグロリアは、その怪獣と自分の動きがシンクロしていることに気付く。最初は面白がってオスカーにも話していたグロリアだが、ある日宿敵が現れる。その正体は…？

アカデミー助演女優賞を撮っていてもB級映画に出るのを厭わないアン・ハサウェイ。今回は製作総指揮も担当。夜からずーっと酒を飲んで、汚部屋にどたーっ！どんなにだめ女を演じても可愛いぞ。彼氏は『ダウントン・アビー』のダン・スティーヴンス。最初は「ちゃんとしないと出ていってくれ」と上から目線だったのが、彼女が気になって故郷まで追いかけてくるんだから、結構惚れているのだ。

　今まで中国・上海が壊され、東京が壊されてきたが、今回何と韓国ソウルが破壊場所デビュー（嬉しいのかそれは）。でも、景福宮を壊すでなし、南山タワーを放り投げるでもなし、場所は正直中国でもわからないと思う。文字がハングルだから「あ、ソウルなんだ」と思うくらいで。やはり「何を壊すか」って大事だと思うのですよ、怪獣映画は派手でないと。東京タワーとかスカイツリーとか壊したらゴジラっぽかったのに、と思ったら、2005年に相似性を訴えられて「なるべくゴジラを想起させないように作ってくれ」と言われたらしい。そのため「なぜ怪獣がソウルに現れるのか」「なぜグロリアに特殊能力が備わったのか」という理由付けは、どう見ても後出しじゃんけんみたいな出し方になっている。
　怪獣映画って普通ロケやモブシーンが大変だと思うが、「グロリアがPCやバーのテレビで怪獣が出現した町を見ている場面」を挿入することで、画面を編集して実際に撮らなくて済むようにしている。

しかしこんなに怖くない怪獣映画も初めてだ。というか、怪獣映画がコメディになるとは。




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