映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんばんは。
凄い凄い‼日本ラグビー勝ちましたね。

さて今日はいっぷう変わったゾンビ映画を紹介します。

アローン・イン・ザ・ゼット
HERE ALONE

　ニューヨーク北部、謎の感染病の猛威で荒廃。食品を売るお店を経営しているアンと夫のジェイソンと娘は、ジェイソンが育った場所の近くの森に逃げる。ジェイソンはアンに荒野で生き残る方法を教えるが、ウィルスに感染。ジェイソン、そして娘まで死んでしまい孤独になるアン。ある日、重傷を負ったオリビアと義父のクリスを助ける。快復したクリスはオリヴィアとアンを北部に行こう誘うが、アンには娘の死にまつわる秘密があり、その場を離れられないのだった。出発する前に3人は食料を調達に廃墟に向かうが、待ち受けるのは悲劇的な結果だった…。

パッケージ写真を見ると、これから壮絶なゾンビとの闘い(ゼットというのはZ=Zombieです)が始まるのか？孤軍奮闘か？（わくわく）となるが全面戦争モードにはならない。そういうのを見たいならばブラピの「ワールドウォーZ」の方がいい。ほとんどゾンビは出て来ず、ゾンビを避けて森で生きる3人の愛憎ドラマになっている。オリヴィアは血の繋がらない義父の事がどう見ても好きで、でも彼はタフで頼りがいがあり、でもどこかに脆さも抱えている(ありがちだ…)アンの事があからさまに好き。若者の恋愛感情を甘く見ると怖いという教訓かな。

アンはゾンビたちの住処に忍び込んでは食料を持ち帰ったり虫（毛虫だ！キモイ！）を食べたりしているが、そもそもゾンビが溢れてしまったら店だの交通機関ってまともに動いているのか？世界がどうなっているかが、登場人物が少ないため情報が入って来ずわからない。皆ゾンビになったら人間の食べ物なんて作る必要ないだろうし、会社にしても社員全員がゾンビになったら生産が成り立たない商品が続々出てくるのでは？

あと、ゾンビ映画というくくりで売るのならば、やはりモブで襲ってくるゾンビが欲しかった。ヒューマンドラマとして描くにはむしろ感染したら生き残れない病気のみに焦点を絞った方が良かった。



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