映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

​みなさん、こんばんは。昨日は雨でした。今週末台風21号が来るようですね。

きょうもイーサン・ホーク出演作を紹介します。あの名作のリメイクマグニフィセント・セブンを見ました。イーサンと西部劇の組合わせも珍しいです。

マグニフィセント・セブン
The Magnificent Seven

監督
アントワーン・フークア

音楽ジェームス・ホーナー

出演
デンゼル・ワシントン　クリス・プラット　イーサン・ホーク　イ・ビョンホン　
ピーター・サースガード

　悪漢バーソロミュー・ボーグによって牛耳られ、絶望を感じながら生きているローズ・クリークの町の人々。住民の一人であるエマ・カレンは、賞金稼ぎのサム、ギャンブラーのジョシュ）、流れ者、拳銃の達人といった7人の男を雇って、バーソロミューの手から町を救い出すように頼む。金のためと割り切って戦いに身を投じるサムやジョシュだったが……。

　黒澤明の傑作『七人の侍』と同作をリメイクした『荒野の七人』を原案にした西部劇。ラストにはちらっとバーンスタインのお馴染みのテーマソングが流れる。

サム・チザム→ユル・ブリナーが演じたクリス。黒ずくめの衣装で、「かつて南北戦争を戦った」という設定もクリスの初期構想にあった。頼んできたエマに「目的は復讐か？」と聞いておいて実は自分が最も強く深い復讐心を抱いていたことがラストにわかるおいしい役。

ジョシュ・ファラデー→二挺拳銃の使い手。スティーヴ・マックイーンが演じたヴィン。本当の優しさを軽口でごまかす。

グッドナイト・ロビショー→ウィンチェスター銃の使い手。リーとハリー・ラックの要素を持つ「内面に恐怖を抱える」、「一度は離脱するも戻って危機を救う」
どちらかというと線の細い感のあるイーサン・ホークが西部劇でガンマン？と違和感があったが、葛藤したり影のある役なのでキャスティングされたか。

ジャック・ホーン→ウィンチェスターM1873ライフルを装備。トマホークとボウイナイフでの接近戦が得意。ヴィンセント・ドノフリオがすっかり“巨体のおっさん”化。若い頃はもう少しシュっとしてたのに。その路線はもう止められないのか。聖書を口にしながら戦うのは今回オリジナルの設定。

ビリー・ロックス→東洋系ガンマン。銃も使えるが主な武器はガンベルトに携えた9本のナイフ。ジェームズ・コバーン演じるブリットの要素を持つ。ロビショーが一度出ていってしまうと酒場でひとり飲みをする。ナイーヴ？死ぬ時もロビショーと一緒のブロマンス的要素も。

バスケス→賞金首のメキシコ人　テキサス・レンジャーを殺したかどでサムに追い詰められたところに用心棒の話を持ちかけられる。二挺拳銃の使い手。チャールズ・ブロンソン演じるオライリーの要素を持つ。

レッド・ハーベスト→コマンチ族のネイティブ・アメリカン。放浪していたところ、用心棒の一行に遭遇して彼らに合流する。拳銃も扱えるが、主に使用するのは弓矢とトマホーク。「長老達にお前の道は俺達とは違うと言われた」と言い、いきなりの自分探しが悪党達との闘いとはハードだ。

エマ・カレン→ジョン・アロンゾ演じるミゲル。頼みに行くのを男性→女性に変えたのは時代性を反映か。最後には銃を取り自ら悪と対峙する。

バーソロミュー・ボーグ→イーライ・ウォラック演じる悪党のカルヴェラの要素を持つ。今回はローズ・クリークの土地を狙う資本家設定。強引なやり方で知られ「略奪男爵」の異名を持ち「悪魔の銃」と言われたガトリング銃を使用。自分は銃の使い手ではなく、手下どもに悪事をやらせる悪の典型。


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