映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんばんは。新宿と夜の盛り場がクラスターの発生場所みたいですね。
今日から二日間は地球がエイリアンに襲われる映画を紹介します。

映画​​インデペンデンス・デイ　リサージェンスを見ました。

インデペンデンス・デイ　リサージェンス
INDEPENDENCE DAY: RESURGENCE

監督＆脚本
ローランド・エメリッヒ

出演
ビル・プルマン　ジェフ・ゴールドブラム　リアム・ヘムズワース　ロバート・ロジア
セーラ・ウォード　ブレント・スパイナー　シャルロット・ゲンズブール

　　エイリアンによる地球侵略に人類が立ち向かい、およそ30億人もの命を失いながらも勝利を収めてから約20年が経過した。人類はさらなる襲来に備えようと、エイリアンが残した宇宙船の技術を転用した地球防衛システムを作り上げる。2016年7月4日（またインデペンデンス・デイ、律儀な宇宙人だ）、そんな人類を試すようにアメリカ全土を覆うほどの大きさを誇るエイリアンの宇宙船が出現。彼らは重力を自在に操る圧倒的な科学力で、ニューヨーク、ロンドン、パリといった都市を次々と襲撃する。猛攻撃は止むことなく続き、人類存続の要であった防衛システムも無力化してしまう。

　20年後ウィル・スミスが演じたスティーヴン・ヒラー大尉のバナーがひらひらとホールに舞う。えっ、俳優死んだわけじゃないのになぜ出てこないの？と思ったら「戦闘機のテスト飛行中に事故死した」という裏設定があるらしい。ウィル・スミス断ったのか？

　その代わり父の後を継いだ息子ディランがパイロットとして敵に立ち向かう。前作ではウィルスに悩まされた地球だが、今度はもっと直接的。それにしてもこういう宇宙人侵略もので巨大なマザーシップを見る度にアーサー・C・クラークの『幼年期の終わり』の影響をひしひしと感じる。破壊力を見せる前に、まずその大きさに人類は圧倒される。ただ今回の敵はオーヴァーロードのように優しくなかったが（というか、オーヴァーロードは敵ではない）。それにしても前回のリベンジという訳でもないのに、地球はよくエイリアンに狙われる星だ。いや、そうしないとドラマが始まらないのだが。

　大統領の娘でパイロットの道を断念したパトリシア、彼女の恋人でディランと喧嘩したジェイクら新世代と共に、見違えるようにやつれ、エイリアンのテレパシーに20年間！悩まされる元大統領、エイリアンの信号を解読したデヴィッド・レビンソン、研究スタッフから権威になったブラキッシュ・オーキン博士など旧世代も活躍。登場したばかりの女性大統領をあっけなく殺してしまうから「エメリッヒは女性蔑視をしてる」などという噂が絶えないのだろう。スティーヴン・ヒラー大尉の奥様も本当にあっという間の退場で、後は男性の将軍が戦闘の指揮を執る。シャルロット・ゲンズブール演じるリケジョだけでなく、現代社会を反映して、時にはかっこいい女性たちの活躍も見たいものだ。


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