映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんばんは。熱中症が心配な季節になりましたね。
今日もエイリアンが地球にやってくる映画を紹介します。

世界侵略：ロサンゼルス決戦
Battle: Los Angeles/World Invasion: Battle LA

出演
アーロン・エッカート　ブリジット・モイナハン　ミシェル・ロドリゲス
マイケル・ペーニャ

　　ついに“彼ら”が地球に上陸する日がやってきた。大量の流星群と思われる未知の物体が世界中に振り注ぎ、正体不明の何者かが湾岸に出現。猛攻撃を受け各都市が崩壊する中、ロサンゼルスも瞬く間に壊滅寸前に追い込まれる。だが、逃げ遅れた3人の子供を含む民間人5人がロス西警察署に取り残されていた。救出のため駆り出されたのは、マルチネス少尉以下、退役間際のナンツ軍曹、過去ナンツの指揮下で兄を失ったロケット伍長、結婚式目前だったハリス伍長ら、10人からなる海兵隊2－5小隊。

　人類が初めて遭遇する攻防戦は、目に見えない敵との接近戦だった。廃虚となった街、視界を遮る砂塵、1人、また1人と激しい市街戦で仲間を失い、退路も失う中、果たして彼らは、そして人類は生き残れるのか？
「ロサンゼルスの戦い」という第二次世界大戦前にアメリカ西海岸で謎の飛行物体が現れ、それを日本海軍だと思い込んだアメリカが対空砲火を行ったものの結局誤報でしたという史実を元にしたものらしい。

　これで終わりだと思っていた任務が一番とんでもないものだったというありがちな設定のナンツ軍曹がキャラクターのメイン。前の戦闘で「部下を死なせた」事が着任後の部隊で皆に知られており、部隊のトップは彼より若いマルチネス少尉で「後から来た彼になめられてたまるか」と思っていて、彼の部隊にいた兄を亡くしたロケット伍長など、階級を問わず反感の塊が空気中にうようよ。随分と負荷をかけたもんだ。

　で、この劣勢を跳ね返していくのが実際の戦闘であり、先の不名誉な戦闘で負っていたトラウマをナンツ軍曹が語り始めることで皆の共感を得ていく王道パターン。

　いやちょっと無理があるだろと思ったのは、捉えたたった一つのエイリアンを強引に解剖して「ここをやられるとあいつらは死ぬんだ！」とナンツ軍曹が判定し、セオリー通りにその弱点を倒していく所。相手方の親玉が一切出なかったからいいものの、エイリアンがバラエティに富んでいたらどうするんだ。それにしても年末にこの映画のセレクトってなぜ？助け合う人間は素晴らしい！という賛歌なのか？



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