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June 10, 2020
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カテゴリ:アメリカ映画
みなさん、こんばんは。コロナ感染が夜の街に集中。そんなにみんなホストクラブに行きたいんでしょうかね?

今日から2日間はチェスに関する映画を紹介します。
有名なチェスの名手ボビー・フィッシャーの生涯を描いた
映画​完全なるチェックメイトを見ました。

完全なるチェックメイト
PAWN SACRIFICE

制作&出演
トビー・マグワイア 

出演
リーヴ・シュレイバー ピーター・サースガード

監督
エドワード・ズウィック

音楽
ジェームズ・ニュートン・ハワード

 1972年、アイスランドで行われたチェス世界選手権で、ボビー・フィッシャーとボリス・スパスキーが対戦する。長きにわたりソ連がタイトルを持ち続けてきたが、史上初のアメリカ人挑戦者が誕生。若き天才の登場に世界中が注目する中、ボビーは第2局に出現することなく不戦敗となり……。

 先に相手が勝ってしまい、さあボビーどうするんだ?と皆騒然となっている所から過去に遡る。母が去り、次第に言っている事がかみ合わなくなり姉とも疎遠になったボビーにとってチェス盤だけが支配できる空間で、その前にいる時だけが安心できる場所になっていく。だからこそ相手の指し手の何番目というような常人では考えられない先読みが出来てしまうが、彼に見えていたのはチェスの先手だけではなく、もちろん誰も共有できない。天才が孤独にならざるを得ない所以である。本編では政府から絶えず監視されているのではないかと怯えるボビーが、次第に神経を病んでいく様子が描かれる。これも本当の事かどうかはわからない。ただボビーが試合をやめようかと迷った際にニクソンとキッシンジャーから間を置かずに電話がかかってきた事を想えば、監視は間違いなくされていたのだろう。

 天才少年チェスプレイヤーのジョシュ・ウェイツキンが“ボビー・フィッシャーの再来”と騒がれる映画『ボビー・フィッシャーをさがして』で紹介された。但しこの作品では“天才だったのに(が故に)後半生身を持ち崩してしまった人”扱いで、あまり良いイメージはない。

 本作の原題「Pawn Sacrifice」は「ヘンリー・キッシンジャーとリチャード・ニクソンにとって、ボビー・フィッシャーはポーンのような手駒の一つに過ぎなかった。レオニード・ブレジネフとKGBにとってのボリス・スパスキーも、同じような存在だった。つまり、2つの大国にとって、チェスプレイヤーは相手に取られてもいいポーンのような存在でしかなかった。」という意味が込められている。演じている俳優に拠るのだろうが、リーヴ演じるボリスの方が大人に見えるので、彼は自分の状況を理解しており、国が命じれば負けることも厭わなかったように見える。しかしボビーは自我を抑えられなかったようで、だからこそラスト近くに記録映画で出て来る本物のボビーの変わり様は、まるで彼自身が“単体では最も弱い駒”ポーンのようだった。


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最終更新日  June 10, 2020 05:03:16 AM
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