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カテゴリ:日本の作家が書いた歴史小説
みなさん、こんばんは。芦名星さんの自殺に驚きました。
今日はテレビドラマ龍馬伝にも登場した幕末の女傑、女性商人を主人公に据えた小説を紹介します。 グッドバイ Goodby 朝井まかて 朝日新聞出版 祖父が亡くなり、父は出奔、取った婿はすぐにお引き取り願い、一人で大浦屋を率いることになった希以(のちに慶に改名)は、家業の油商に行き詰まりを感じ、偶然知り合ったオランダ人船員の一言から茶葉交易に乗り出す。 長崎三大女傑の一人と言われる大浦慶を主役に据え朝日新聞で連載された。一介の船員が約束を守ってくれるとも、そもそも日本の茶葉が海外で通用するともわからないのに、慶が指した一手が傾きかけた大浦屋を変えていく。彼女の運命を変えた出来事は、まさにドラマに出来そうだが史実らしい。幕末から明治維新に至る時代を描くとあって、坂本龍馬、大隈重信、岩崎弥太郎など、大河ドラマ『龍馬伝』の登場人物が勢ぞろい。幕末の志士達を支援した事でも知られている。「商人だから情勢がどちらに転がってもいいように先に恩を売ったのだろう」と思いがちだが、本編の慶は自らの志により、志士の支援をはじめ冒険とも言える初めての企てに次々と参加したと動機付けがされている。『龍馬伝』では余貴美子さんが演じた。「峰不二子のイメージで」選んだらしいが、小説からは誰かを出し抜いたり騙したりといった描写はない。むしろ真っ当に商売を行った結果成功も失敗もあった風に描かれており、読者の共感を呼びやすい。尺としては大河というより朝ドラ向き。 それにしてもタイトルからグッドバイ?と不思議だったが、彼女が何にサヨナラしたかは最後にわかる。そのうちの一人が近藤長次郎、『龍馬伝』では大泉洋さんが演じていたのでイメージしながら読んだ。饅頭屋と呼ばれ亀山社中で浮いていた所は本作にも出てきたが、ビジュアルイメージが違っていて混乱した。 グッドバイ [ 朝井まかて ]楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
September 19, 2020 12:00:12 AM
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