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October 19, 2020
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カテゴリ:アメリカ映画
みなさん、こんばんは。今年はノーベル賞に日本人選出はなかったですね。
今日もチャニング・テイタム出演映画を紹介します。

フォックスキャッチャー
Foxcatcher

カンヌ国際映画祭監督賞

監督
ベネット・ミラー

出演
チャニング・テイタム スティーヴ・カレル マークラファロ アンソニーマイケルホール
ヴァネッサ・レッドグレーブ シエナ・ミラー

 大学のレスリングコーチを務めていたオリンピックメダリストのマークは、給料が払えないと告げられて学校を解雇される。失意に暮れる中、デュポン財閥の御曹司である大富豪ジョン・デュポンから、ソウルオリンピックに向けたレスリングチーム結成プロジェクトに勧誘される。同じくメダリストである兄デイヴと共にソウルオリンピックを目指して張り切るが、次第にデュポンの秘めた狂気を目にするようになる。

 映画史上最も怖いスティーヴ・カレルだった。まず目が動かない。何(誰)を見ているのかわからない。そして映画の中でただ一度しか笑わない。それも“笑う”ではなく“嘲笑う”のだ。

 問題のシーンはこれ。ジョンは後援者とはいうものの、実際は雇い主であるにも関わらず自分を名前で呼ぶようマークに言う。

マーク「You all right? Huh? 」
ジョン「君は良き友だ マークYou are a good friend, Mark. 」
「ありがとう ジョンThank you, John. 」
「かつて一人だけ友達がいた。 ヒュー・チェリー 彼は母の運転手の子供だった I only had one real friend growing up. Hugh Cherry. Hughby. He was the son of my mother's chauffeur. 」
「Uh-huh. 」
「16歳の時僕は母が彼に金をやるのを見てしまった When I was 16, I found out that my mother had been paying him to be my friend. 」

 レスリングを下品と断じる母に支配されてきたジョンと、兄に利用されていると感じていたマークは心を通わせるが、マークがジョンの望む結果を出せなかったことで二人の関係は歪んでゆく。そしてその歪みのとばっちりがマークの兄デイヴに向けられる。家庭を持ち、金メダリストとしての業績もあり、物語の中心を構成する三人のうち、もっとも常識人であったデイヴが銃弾に倒れる。

   実際、何が動機であったかははっきりとは映画では示されない。衝動的行動に見え、ついてきた運転手すら驚いている。但し自らを必要以上に大きく見せようとするジョンの言動の危うさは、日ごろから接してきたレスリング選手やコーチだったデイヴも感じており、いつか何かが起こるだろうとは感じていたはずだ。富豪であるが故に見過ごされてきた狂気が、最も悪い形で暴発してしまった。

 尚、映画ラストでは、かつてTVを見ながら「こういう人たちは何でこんな試合をやってるんだろう」と話していた試合に変わり果てた姿のマークが出演している。マークの人生がジョンによって狂わされたかのような示唆になっているが、実際はマークとジョンの接点は殆どなかったそうだ。


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最終更新日  October 19, 2020 12:09:57 AM
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