映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、あけましておめでとうございます。
昨日に続きダンススクールの若者達が主人公の映画を紹介します。

センターステージ2／ダンス・インスピレーション！​
CENTER STAGE: TURN IT UP

出演
ケニー・ウォーマルド　　レイチェル・ブルック・スミス　　イーサン・スティーフェル　　
ピーター・ギャラガー

　　デトロイトの片田舎から、全米No.1のアメリカン・ダンス・カンパニーに入団することを夢見てニューヨークにやってきたケイト。しかし、厳しいバレエの世界とインスピレーションの源である恋人との間で心は大きく揺れ動き。

　アメリカン・ダンス・カンパニーを舞台にした映画の続編。連続出演はピーター・ギャラガーとイーサン・スティ―フェル。スティ―フェルはバレエダンサーだがヒップホップも披露。

　特に英才教育を受けたわけでもなくテレビで映像を見て自主学習したケイトが、「ダンスを習わせるくらいなら宝くじを買う」とまるで興味なしの父親に反発し、一心に姉を慕う妹の応援を受けてやってきた名門ダンスカンパニーの試験に落ちる。しかし実力を発揮してセンターステージに立つ。ゲットするBFトミーはダンスカンパニーでダンスカンパニーのパトロンの娘で優秀なダンサーでもあるスザンヌのパートナーに選ばれるほど優秀な男子。もちろんスザンヌからも好意を寄せられるが、「パッションを感じられる相手を見つけろ（My instructor told me to find fire.」とダンス教師クーパーに言われたトミーがダンスのレッスンと称して会ううちに二人とも恋愛感情が盛り上がる。槇村さとるさんの『ダンシング・ジェネレーション』『NYバード』を思い出した。まさに漫画みたいな設定。

　ヒロインは黒髪で皆がダイエットにぴりぴりしてる中でも平気でオーディションの最中でも食事するなど型破り。かたや正統派ヒロインでブロンドのスザンヌは演技は完璧だが枠をはみ出ないのがクーパーには不満要素。ダンスパートナーのトミーがケイトに惹かれているのを知り、自分の売りである有力者への引きをネタに彼を引っ張り込もうとするが、育ちがよいのでオーディション会場でぱっとケイトのタトゥーを見つけて下品発言するなどせいぜい嫌味程度のお嬢様のイジワルで、負けっぷりもさばさば。ジョナサンも最後にはケイトの実力を認めるし、結果的に悪人は誰もいない映画に。


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