映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんばんは。マクロン大統領もコロナに感染しましたね。
今日も天音さん出演映画を紹介します。
映画八重子のハミング​
を見ました。

八重子のハミング

出演
升毅　高橋洋子　文音　朝加 真由美　井上　順　梅沢　富美男

監督＆脚本
佐々部清

​　山口県のとあるホール。「やさしさの心って何？」と題された講演。妻・八重子の介護を通して経験したこと、感じたことを語る白髪の老人、石崎誠吾。「妻を介護したのは12年間です。その12年間は、ただただ妻が記憶をなくしていく時間やからちょっと辛かったですいねぇ。でもある時、こう思うたんです。妻は時間を掛けてゆっくりと僕に お別れをしよるんやと。やったら僕も、妻が記憶を無くしていくことを、しっかりと僕の思い出にしようかと…。」誠吾の口から、在りし日の妻・八重子との思い出が語られる。教員時代に巡り会い結婚した頃のこと、八重子の好きだった歌のこと、アルツハイマーを発症してからのこと…。かつて音楽の教師だった八重子は、徐々に記憶を無くしつつも、大好きな歌を口ずさめば、笑顔を取り戻すことも。家族の協力もあり、夫婦の思い出をしっかりと力強く歩んでいく誠吾。

　山口県・萩市を舞台に描く、夫婦の純愛と家族の愛情にあふれた12年の物語。『半落ち』などの佐々部清が監督を務め、ガンと闘いながら若年性アルツハイマー病の妻を介護した陽信孝の原作を基に描く。

　『私の頭の中の消しゴム』が同じ病と闘う若い男女の物語とすれば本編はもう少しとうのいった男女の物語。何せ孫までいる。自身が癌になったことが八重子の病気のきっかけになったのでは？と悩みながら仕事にも介護にも誠意を尽くそうとする一方で、ホテルで事に及ぼうとして八重子に撃退されるなど生々しいエピソードも紹介される。最初は「あんな姿をさらすべきではないのでは」と否定的だった近所の人達が、公園で落ち葉を拾って喜ぶ彼女に声をかけるなど態度が変化していく。八重子役の高橋洋子さんはNHK朝の連続テレビドラマで主役を演じたこともある女優さんだが、今回は表情こそ童女に変わってゆくものの、排せつなどコントロールできない場面などかなり赤裸々な姿まで演じてまさに体当たり演技という感じ。映画の中に実際に原作者・陽信孝氏の歌が登場。


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