映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんばんは。大坂なおみ選手全豪V。強いですね。

今日から2日間ジェラルド・バトラー出演作品を紹介します。
​映画ジオストームを見ました。

ジオストーム
GEOSTORM

出演
ジェラルド・バトラー　ジム・スタージェス　エド・ハリス　アンディ・ガルシア
メア・ウィニンガム　リチャード・シフ

監督
ディーン・デヴリン

　西暦2019年、温暖化による異常気象が世界各地を襲い、地球に脅威をもたらしていた。国際社会はこれに対抗するため、気象制御衛星「ダッチボーイ」を開発し、人類を存亡の危機から救いだしたのだ。　だが数年後、そんなダッチボーイのシステム異常によって、アフガンの砂漠やリオのビーチが一瞬にして凍る異常事態が群発する。システムを開発した科学者ジェイクは原因究明のため宇宙ステーションに向かうが、そこで誤作動の裏にある恐ろしい陰謀を知る。はたして彼はそれを阻止し、システムの暴走を収めることができるのか!?

　天候をコントロールする気象宇宙ステーションが暴走し、未曾有の災害が同時多発的に起きる地球壊滅災害“ジオストーム”の発生を防ぐために奔走する様を描く。

　まあこういう大掛かりなディザスター映画を作るのはマイケル・ベイか、宇宙が出てくるとローランド・エメリッヒあたりかと思うが、二人とも本作の監督ではない。ディーン・デヴリンの監督デビュー作だ。

　それにしても、何かをコントロールしようとあれこれ知恵を絞り技術を開発するまでは「人間って本当に素晴らしい！不可能はない！」と礼賛モード一色だが、技術を使う人が善人ばかりとは限らない。『ジュラシック・パーク』シリーズで、恐竜が人間に懐く事を知ったが早いか戦争の兵器として使おうとバイヤーが殺到する場面でもよくわかる。人間は彼等が使っている道具ほど賢くない。バカははさみを凶器にしか使えない。

　とはいってもそんな愚かな行為を止めるのもまた人間。一人宇宙船に残ってディザスターを止めようとする主人公の姿は神風を貴ぶ日本人にはぐっとくるのかもしれない。マッチョな刑事やワイルドな風貌を前面に出した役が多かったジェラルド・バトラーが気性制御衛星を開発した天才博士役というのは意外だ。


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