映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんばんは。鳴り物入りで紹介されたCOCOAに不具合が報告されましたね。
今日もブレンダン・グリーソン出演映画を紹介します。


映画ロンドン、人生はじめますを見ました。

ロンドン、人生はじめます
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出演
ダイアン・キートン　ブレンダン・グリーソン　ジェームズ・ノートン

　エミリーは、夫がこの世を去ってからわかった浮気と借金、本音で付き合えない近所の人間関係、目減りする貯蓄にうんざりしている。ある日、屋根裏部屋から双眼鏡で外を観察していると、自然に囲まれた小さな家で暮らしているドナルドの姿を発見する。彼は余計なものを所有せず、気ままに本を読み、森でピクニックをして、庭でディナーを楽しむ自由で優雅な生活をしていた。やがて彼女は、頑固ながらも温かいドナルドの人柄に惹かれていくが……。

　イギリスにおける不動産関係の法律で、他人の土地と知らずに小屋を建て、その土地に住み続け、主権者も立ち退きを要求しなければ10年でその土地は住人のものになる。「取得時効」と「消滅時効」、その両方が成立するからだ。ちなみに“他人の土地と知りつつ”ならば20年の時効らしい。ただで土地がもらえるなんてちょっとずるいなぁ。

　この映画、裁判で終わればしまりがよかったのに、その後二人がどう暮らすかについては全く価値観が違ってしまったのが明らかになって決裂するというのがえ？今さら？というか。エミリーの方が自然な彼に惹かれていったのなら彼の生き方に合わせるかと思ったのに裁判が終わったらいきなり「このままじゃいけないと思う」と言うんだから。最終的には男性が歩み寄るのだがこれはいかにもフィクションで、10年くらい自給自足の暮らしをしていた人が（それも相当の年齢の）愛する人に言われたからといってがらりと生活を変えるのが幸せになるのかな？と疑問だった。変に恋愛関係にくっつけず裁判が終わっていい友人で終わった方が良かったのでは。

　イギリスに実在する元ホームレスの男性ハリー・ハロウズの体験をベースに映画化。ハリーが2016年に亡くなると、土地は2つのホームレス支援団体にオークションで競り落とされた。


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