映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんばんは。みずほ銀行といい銀行のシステムトラブルが後を絶ちませんね。
今日もドウェイン・ジョンソン主演映画を紹介します。

スカイスクレイパー
Skyscraper

出演
ドウェイン・ジョンソン　パブロ・シュレイバー　ネーヴ・キャンベル

監督
ローソン・マーシャル・サーバー


　香港・ビクトリア湾の一角に立つ、高さ約1,000メートルを誇る250階建ての超高層ビル、ザ・パール。以前FBIの人質救出チームの隊長だったが、ある事件で片足をなくした過去を持つウィルは、98階に家族と暮らしていた。ある日、彼はザ・パールのオーナーであるツァオに呼び出されて、ビルのアクセス権限のマシンコードを託され、24時間以内に安全管理システムを分析するよう依頼される。

　映画が始まってすぐに裏切り者がわかる。ウィルは人を見る目がなさそうだ。いかにも筋肉馬鹿で知らぬ間に悪事の首謀者に仕立てられていく様も定番通り。

　舞台がアメリカでなく香港になったこと、高層ビルの所有者がワケアリの富豪中国人(華僑)になった事なを考えると、いよいよ映画の主役は中国に移ったかと思われる。昔ならまずアメリカの嫌味な富豪だろう。

　高層ビルで火災と聞くと思い浮かべるのが『タワーリング・インフェルノ』か『ダイ・ハード』だ。本編で悪人に立ち向かうのは、建築家や刑事ではなくセキュリティ担当者とその家族。他の住人はさっさと逃げ出してしまい、悪人にコントロールされたビルに、予定外で戻ってきたフツーの親子が家族だったのは、ヒーローが救助に必死になる強烈な動機になる。徒手空拳で海千山千の悪に立ち向かうのは王道だが、当の相手が恐竜と戦ったことのあるロック様なら、ただの人百人分くらいパワーがありそうだ。そこでハンデとして、爆発事故のトラウマと義足というシチュエーションを与えている。また、これも時代色なのか、バーチャルリアリティで屋上に複数の鏡が登場し、どれが実体だかすぐには区別がつかないようになっており、決着がつくのを遅らせている。


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