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みなさん、こんばんは。アカデミー助演女優賞を受賞したオリンピア・デュカキスさんが亡くなりましたね。
映画ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち​を見ました。

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち
MISS PEREGRINE'S HOME FOR PECULIAR CHILDREN

監督
ティム・バートン

原作
​ランサム・リグズ

出演
エイサ・バターフィールド　エヴァ・グリーン　サミュエル・L・ジャクソン　
アリソン・ジャニー　ジュディ・デンチ　テレンス・スタンプ　ルパート・エヴェレット

​　フロリダに住む主人公の少年ジェイクは、おじいちゃんのエイブがモンスターに殺されるのを目撃。死に際の言葉に従い、エイブがかつて過ごしたウェールズの島を訪れる。ジェイクは現実と幻想が交錯する中で、1943年から同じ時間のループを生き続けている奇妙な子供たちが暮らす“ミス・ペレグリンの家”を見つけ出す。子供たちが不思議な能力を持ち、ひたすら同じ一日を繰り返す理由を知る一方で、彼らに忍び寄ろうとしている危険に気付くジェイク。さらに、ミス・ペレグリンの家へと導かれた理由と自身の役割を知る。やがて、真実が明らかになるとともに、子供たちに思わぬ変化が起こるが。

　子供達はそれぞれ、普通の社会では生きていけない特徴を持っている。空気より軽くて鉛の靴を履いていないと宙に浮かび上がってしまう、植物を魔法のように育てられる、生命のないものに生命を与えて動かせる、後頭部に第2の口がある、体が透明等々。「シザーハンズ」「ビートルジュース」などで奇形の人間の孤独と、それでも愛を求めてやまない彼等の格闘を描いてきたバートン監督にぴったりの素材だ。奇形故に化け物に狙われるが、何の強みもないかに見えたジェイクが思いがけない能力を持っていたが故に形勢逆転。彼等がそれぞれの個性を発揮して悪者たちを倒そうとする場面は、監督が最も描きたかった場面の一つだろう。ジェイクが主人公だが、子供達の群像劇の気味が強い。個性的な子供達をうまくまとめるエヴァ・グリーン演じるペレグリンはさしずめメアリー・ポピンズだ。弓ガールでもある。鋭い目つきは変身後の姿がアレだから？2014年に破局してなければさしずめヘレナ・ボナム・カーターがキャスティングされていただろう。


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