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みなさん、こんばんは。突然の職域接種キャンセルに混乱が起きているとか。そりゃそうですよね。
今日もマーベルシリーズの映画を紹介します。
映画スパイダーマン：ファー・フロム・ホームを見ました。

スパイダーマン：ファー・フロム・ホーム​
SPIDER-MAN: FAR FROM HOME

監督
ジョン・ワッツ

脚本
クリス・マッケーナ　エリック・ソマーズ

出演
トム・ホランド　サミュエル・L・ジャクソン　ジェイコブ・バタロン　ゼンデイヤ
ジェイク・ギレンホール　ジョン・ファブロー　J・K・シモンズ　マリサ・トメイ

　　『アベンジャーズ エンドゲーム』の後の世界。指パッチンで消えた人達が戻ってきたが、スーパーヒーローの何人かは亡くなってしまった。ピーターを導いたアイアンマンことトニー・スタークもその一人。街では至る所に彼を称える広告が出されている。高校生のピーター・パーカーは夏休みを迎え、親友のネッドやMJたちとヨーロッパへ旅行に行く。ところが、ピーターの前にS.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリーが現れ、彼にある任務を与える。

　『スパイダーマン:ホームカミング』に続き、トム・ホランドが主人公ピーター・パーカーを演じる。従来のMJ像とは異なり、ピーターがヒーローでない時はダメキャラなのは他のシリーズでも同じだが、MJは例えばキルスティン・ダンストが演じたような優等生タイプではなく、むしろ「間違ったことには間違っていると声をあげなければならない」と後のフェミニストになりそうな要素を持っている。

　本編のテーマは「見せかけに惑わされず本質を見極めること」に尽きる。ピーターとニューヒーロー、ミステリオ(本名があるのにイタリアで活躍して新聞でネーミングされるとあっさりこの名前に)との関係しかり、ピーターと悪者との戦いにおいて大切なことしかり、そして最も大切な人生において。他のスーパーヒーローに比べて断然若いスパイダーマンは、伸びしろがある分未成熟で不安定。アイアンマン亡き後のスーパーヒーローであるよりは“隣人”ポジションでいたいと固辞。実際、普通の学生生活を送りたいと言う気持ちも強く逡巡を繰り返すが、周囲の支えによって本質を見つけていく。

　もともとジェイク・ギレンホールはトビー・マグワイアのスパイダーマンシリーズで出演予定があったらしいがその時は実現せず、今回やっとかなった。



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