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カテゴリ:韓国ドラマ
みなさん、こんばんは。漫画『ベルセルク』の作者である三浦建太郎先生が亡くなったとか。韓国ドラマディア・マイ・フレンズを見ました。いやぁ、いいですよぉ。
ディア・マイ・フレンズ Dear My Friends 独身で売れない作家のワンは、母親のナンヒから自分の友達の話を小説に書いてみたらと提案される。小説の取材も兼ねて、一緒に同窓会に行こうと誘うナンヒに対し、「コンデ(頑固な旧世代の人を卑下する隠語)たちの話なんかだれが興味をもつのよ」と拒否反応を示すワン。 夫に先立たれた後、息子たちに面倒をみてもらうことに負担を感じ、一人暮らしを決心するヒジャ。毎日、娘たちの家で家事をやり、お金をもらうバイトをしながら、夫のソッキュンが昔言っていた世界旅行をいまだに信じているジョンア。ワンは、いつものように、そんなおばさんたちを言い訳に、自分を無理やり同窓会に連れて行こうとするナンヒに対する文句を打ち明けた。それを聞いてくれる人は、年下の元恋人のヨンハだ。 結局ワンは、母親のナンヒ、ヒジャ、ジョンアと共に同窓会に向かうが、向かう途中に車のバッテリーが切れたり、ヒジャが突然トイレに行きたがるなど、紆余曲折があったが、なんとか同窓会にたどり着く。しかし、そこにはより大きな難関が彼女たちを待ち受けていた…。 【話数】全16話 【演出】ホン・ジョンチャン 【脚本】ノ・ヒギョン 【制作】tvN(韓国) 2016年韓国放送批評賞ドラマ部門大賞 2016年第9回コリアドラマアワーズ作家賞- ノ・ヒギョン 2017年第21回YWCAが選んだ良いTV番組賞大賞 2017年第53回百想芸術大賞 TV部門ドラマ作品賞 2017年第53回百想芸術大賞 TV部門脚本賞-ノ・ヒギョン 【出演】 コ・ヒョンジョン キム・ヘジャ ナ・ムンヒ コ・ドゥシム パク・ウォンスク ユン・ヨジョン チュ・ヒョン シン・グ キム・ヨンオク チョ・インソン シン・ソンウ ダニエル・ヘニー ソン・ドンイル イ・グァンス ヨム・ヘラン 第1話 30代後半の独身女性パク・ワンは、作家業と翻訳業で細々と暮らしている。母チャン・ナンヒが経営する人気ちゃんぽん店を手伝いながら、店に集まるナンヒの親友たちを実の叔母のように慕っている。ある日、「小説の題材になるから」と母親の小学校の同窓会に付き合わされ、年配者たちの昔話や旦那の悪口を聞かされたあげく、母と旧友であり女優のイ・ヨンウォンの取っ組み合いのけんかを目の当たりにするのだが…。 錚々たるベテランを相手にできる女優はそうはいない。コ・ヒョンジョンはその一人。第1話母の同窓会に向かう車の中が既にカオス。後ろからミカンを差し出されたりガンガン音楽鳴らされたりチクチク言われたり会場に行けば“親のすねかじってんのか”と親父に説教されるワン。 第2話 ナンヒは娘ワンの結婚を望んでいるが、既婚者と、自分の弟のような障害者との交際は禁じている。ナンヒは、ワンの元恋人ソ・ヨンハとなぜ別れたのかを問いただす。結局お互いを非難しながら別れる母子。一方、夫を亡くして独居老人となったチョ・ヒジャは、医者から軽度の妄想性障害と診断された。家事も身の回りの整理も満足に行えず、息子たちに迷惑をかけている自分に嫌気が差し、自殺を決意したヒジャは道路でトラックの前に立つが…。 第2話ナンヒとワンの関係は よしながふみ の漫画『愛すべき娘たち』 の麻里と雪子に似ている。前者は母が過干渉で後者は正反対の立場だがずけずけと娘に物言う母というキャラクターがよく似ている。ドンハが長い脚の事を言った時にワンが泣き画面にドンハの全身が映らない理由。 第3話 老人を専門に撮る写真家がいることを知り、ナンヒたちは無料で遺影を撮ってもらおうと、相手の都合も無視して押しかける。何とか頼み込んで肖像写真を撮ってもらうが、遅れて来たりこっそり来たりと、遺影の撮影すら楽しむ年配者たちの生きざまに、ワンは初めて興味を覚える。 一方、ワンは毎日のように元恋人ヨンハとチャットしている。ヨンハは別れた今でも、ワンを精神的にサポートし、ワンもヨンハを心の支えとしている。 自殺失敗のヒジャは帰りの車で街灯に目を輝かせ遺影撮影にはしゃぐ叔父&叔母達。次第に明らかになるワンとドンハが別れた理由。長女の夫を大学教授というだけで信頼して深刻なDVに気づかない世界一周に拘るジョンア。ジョンアとヒジャの「テルマ&ルイーズ」オマージュ 第4話 夫とけんかをして家を飛び出したムン・ジョンアは、ヒジャと一緒に母が入所している老人ホームまで夜道をドライブすることに。しかし車の免許を取って間もないジョンアは、夜道に何かが飛び出してきた時、助手席のヒジャに「右側を」と言われアクセルを踏み込んでしまう。2人は路上に倒れた老人を見て怖くなり逃げ出すが、後日、連れ立って自首をする。 一方ワンは、ジョンアとヒジャが事故を起こしたと知るが…。 同じ年で仲良しの二人が引き起こしてしまった事故。ワンは知っても母親ナンヒには言わずスニョンの夫のDVを知ったチュンナムとヨンウォンもその事をスニョンの母ジョンアには言わない。皆が一つの家族だが全ての秘密を共有せず優しい。 第5話 ヨンハは、3年前ワンにプロポーズしようとした日に事故に遭う。倒れているヨンハを目の前で見て、その場で声も涙も出ず、なすすべもないワン。両足に障害を負ったヨンハは、ナンヒのために別れるが、互いを忘れられずにいる。一方、ナンヒの先輩オ・チュンナムは、今まで家族に尽くす人生を送っていた。そんなチュンナムは、同窓会で再会したイ・ソンジェとデートをすることになり、久しぶりのデートに心が躍るのであった。 「60にして天命を知る」なんていうけれど未だに悩みは尽きない60~70代の彼と彼女達。自分より先に死ぬ老人を嫌い若者を支援するものの利用されているだけにすぎないと知るチュンナム。闘病の事実を隠し明るく振る舞うヨンウォン。後から知らされ自分を責めるナンヒ。 第6話 娘であるスニョンが婿から継続的に、暴力を振るわれていることを知るジョンア。婿に殴られ傷だらけになったスニョンの写真を、夫ソッキュンに見せる。ソッキュンは婿を訪ね問い詰めるが、証拠はあるのかと突き放される。ソッキュンは弁護士のソンジェに相談を持ちかけ、婿をこらしめるための計画を練る。また、ワンと出版社代表のハン・ドンジンのキスを目撃したチュンナムは、「ワンが不倫をしている」とナンヒに知らせるのであった。 遠景浜辺で戯れるワンとナンヒの親子、近景で貝を握りしめて逝く母を見送るジョンア、二組の母子。痴漢にあったスニョンを責めるソッキュンは 「82年生まれキムジヨン」 で男子生徒に追いかけられた主人公を責めた父とは異なり熱くリベンジしていたが生前は知らされず。 第7話 ソッキュンはソンジェと共に録音した音声ファイルを聞かせて、長女に暴力を振るった婿に5億ウォンを出させることに成功する。婿は二人が去ったあとソンジェが本物の弁護士だと分かり落胆する。また、ジョンアは母親の葬儀が終わった日、親友たちと海へ散骨しにいく。そんな姿にワンは母と友人たちの話を小説にしようと決意するのであった。一方ナンヒは、既婚者でありながら娘ワンに手を出したドンジンに激怒する。 ジョンアの母の葬儀に集まるオンニたちのシスターフッドもいいけどこちらのブラザーフッドもなかなか。娘の前では決して怒りを見せないが婿に怒り心頭のソッキュンが弁護士ソンジェの理性的な説得の合間を縫って悪口雑言し留めは自慢の車に傷。まるで少年みたいだ。 第8話 ナンヒは、娘の不倫を終わらせるため、ドンジンの会社を訪ね職員たちの前で怒鳴りちらしてとっちめる。それを知ったワンは、これ以上自分の人生に干渉するなと、戦う決意を固める。そして6歳の頃の親子心中未遂について、初めてナンヒを問いただす。ソッキュンは娘からの示談金のお礼メールに上機嫌。一方ジョンアは、家の名義が知らない間に自分から移行していたことを知り、ソッキュンとの離婚に動き出すが…。 綺麗な大人の別れ方をしたのにナンヒがぶち壊したと聞いて怒るワンはタイトルでもある小説を書く決意を。常に人を裁く側だったナンヒが幼い頃娘を道連れに死のうとした事を問われて絶句。恋人を捨てた理由も常に母親のいうことを聞く良い娘であったからでは?と悩むワン 第9話 “私は母さんの所有物?”とナンヒに言い放ったワンは、ヨンハを捨てたことまでナンヒのせいにしたがっていたことが、自分のエゴであったことに気付く。ヒジャとの友情と、ソンジェへの恋心の間で揺れるチュンナム。結局友情を優先し旅行を勧め、ヒジャとソンジェはチュンナムの計らいで旅行にいくのであった。一方ワンは、ヨンハを置いて韓国へ帰り、3年も彼の元へ戻らなかったことについて、なぜ何も言わなかったのかヨンハに尋ねると…。 タラを買いに出たまま犬につられて自宅まで帰ってきてしまったヒジャ。少しずつ認知症が。「私は母の所属物じゃない」ワンの遅すぎる独立宣言。ソッキュンの「最後の日々」の解釈が違うが敢えて指摘せず着々と準備をするジョンア。友情を選んで仲良しの二人。 第10話 決死の想いでスロベニアまでヨンハに会いに行ったワン。楽しい時間を過ごした二人だが、ヨンハはワンが戻らないことを想定して二人の関係に期待はしないと告げる。それに対し、ワンはナンヒがどんなに反対しても必ず戻ると約束して帰国する。ジョンアは離婚を決意しソッキュンの親の祭事を済ませた朝、ついに家出を決行した。一方、若者好きなチュンナムは体調を崩して倒れるが、支えたのは老いた友人と老いた親戚だった。 こんな時じゃなければ訪れてみたい美しい国スロベニアで復活愛。50年越しの朝日を眺めるヒジャも美しいが記憶喪失が次第に深刻に。夫の着替えまできっちり準備してジョンアが遂に家出を敢行。チュンナムの危機にトラクターでかけつける逞しきお婆ちゃんサンフン 第11話 母とその友人たちをモデルに小説を書くと決めたワンは、インタビューを試みる。話を聞いたワンは、当初の美しい話にまとめる計画を捨て、苦労話が詰まったありのままを描くことにする。 一方、ソッキュンはいなくなったジョンアを探しあてるが、相手にされない。だが、そのうち帰るだろうと高をくくっている。認知症の傾向があるヒジャは、夜中に街中を徘徊する。そしてチュンナムは、自分をのけ者にした教授たちに復讐を果たす。 美しい話より真実を書こうと決意するワン。足の悪い息子の足をもんでいたサンフンに異変が。韓国にもいた橋田寿賀子(そっくり!)ギジャが半生を盛って語るシーン面白すぎる。危ない深夜徘徊が始まるヒジャ。チュンナムの復讐相手の教授役がソン・ドンイル。 第12話 チュンナムは残りの人生は友達全員で同居しようと、自分の家にみんなを集めてお試しの一泊を計画する。ソッキュンは妻に対して自分が重ねてきた過ちを自覚し、ジョンアの気持ちを何とか取り戻そうと努力する。そして、ワンに自分の本音を聞いてもらう。また、牧師から教会の防犯カメラに写っているヒジャの様子を見せられ、認知症の傾向が出ていると知ったソンジェは、ヒジャ宅の防犯カメラで様子を観察することに。 調子よい教授達と決裂?と思わせて姐御っぷりを発揮する韓国のマザーテレサチュンナム。愛してやまない最初の夫(冬ソナユジン のパパ)との再会を切り上げるヨンウォン。夫の非難には反論する韓国のテルマ&ルイーズジョンア。ヒジャの夜空腹の理由は徘徊にあり。 第13話 ソンジェは医者にヒジャの症状を告げ、ヒジャが認知症になったことが確実になる。信じられないチュンナムは、ヒジャ宅に泊まりその様子を目の当たりにする。友人たちはみんなショックを受ける。ソッキュンはおかずを作りジョンアを訪ねるが、一向にジョンアの気持ちは収まらない。一方、自分が肝臓がんの疑いがあると診断されたナンヒは動揺を隠せない。そんな時、ギター男イ・イルに誘われるままデートをするのであった。 親も元気で別居がいいと思っている子供達にやがて知らされる病。若者の説得は性急で自分の主張をぶつけるだけだがオトナの説得はただ黙ってジョンアが納得するまでの時間を一緒に過ごす。認知症になって出るヒジャの長男への贖罪の思いと病を知って生まれるナンヒの恐怖 第14話 ナンヒは肝臓がんの末期と診断され、ヨンウォンもナンヒを紹介した医者から連絡を受ける。ヨンウォンからナンヒの病名を聞かされたワンは衝撃を受け、ナンヒを診た医者に会いに行く。 一方、認知症で行方不明になったヒジャ。ソンジェはヒジャの捜索を頼んでいた部署から、発見の知らせを受ける。ソンジェは、ヒジャの居場所に確信をいだきチュンナムたちと駆けつけると、昔亡くした長男をおぶっているような格好で発見された。 ヒジャの失踪に息子は文明の利器監視カメラに頼り切っておろおろするばかりでフレンズ達が大活躍。ナンヒの病気を知り最愛の元夫との再会を涙ながらに諦めるヨンウォン(そしてその事を言わない)。おじさまおばさまの友情が熱すぎる 第15話 ヒジャは認知症と診断されるが、息子夫婦に迷惑をかけたくないと一人暮らしを希望する。手術を控えたナンヒはワンと小旅行に行くが、ワンの携帯を盗み見てしまいワンとヨンハの絆を思い知る。ナンヒはヒジャの病を知り、お互い病人同士と慰め合う。 ワンはヨンハにナンヒの病を知らせ、スロベニアには行けなくなったと告げる。ヒジャは自宅で失禁してしまい現実を受け入れる。そしてナンヒの手術の終了した時に、ヨンハが姿を現した。 誇り高いからこそ皆に気遣われ面倒を書ける状態が許せないヒジャ。ワンとドンハの再会場面は台詞一切なし。現れたドンハに一瞬驚き笑顔を見せるも振り切って手術室に向かうワン。ワンに笑って見せるも通り過ぎる彼女を見送り下を向いて諦めの寂しい笑顔を見せるドンハ。 最終話 ナンヒの手術は成功したが、ヒジャの病は進行する。ヒジャは自ら老人ホームへの入居を望み、みんなで暮らすのが夢だったと涙する。ヨンハとの交際を認めたナンヒは、親の犠牲になるなと、嫌がるワンを強引にスロベニアに行かせる。 老人ホームを飛び出したヒジャはナンヒたちを呼び出し旅に出る。そしてこの後、キャンピングカーで本格的な旅を始めた。ワンはそんな年配者たちを見るにつけ、彼らも全力で精一杯生きていることに気付く。 ナンヒの病院に行ったことも忘れたヒジャを刺激しないように宥めたり韓国版テルマ&ルイーズやりたいと言い出した彼女のために午前3時に起きて車を走らせたり彼女たちの愛情が熱い。やっとドンハとワンの中を認める(が俗物なところは変わらない)ナンヒ。素晴らしき友情に乾杯。 ディア・マイ・フレンズDVD-BOX1 [ コ・ヒョンジョン ] ディア・マイ・フレンズDVD-BOX2 [ コ・ヒョンジョン ]楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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