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December 11, 2021
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みなさん、こんばんは。アメリカのバイデン大統領が主催し、岸田首相など約110の国や地域の首脳などがオンラインで参加する「民主主義サミット」が始まりましたね。今日もP・D・ジェイムズのダルグリッシュ警視シリーズを紹介します。

原罪(上下)
Original Sin
P・D・ジェイムズ
青木 久惠 (翻訳)
ハヤカワ・ポケット・ミステリ・ブックス

 ダルグリッシュ警視シリーズものはパターンが決まっている。大体クローズドサークルの人間関係が紹介され、その中で「いやどう見てもこの人憎まれるだろ?殺されるのはこの人?」と思っているとその人が殺される。ただ憎む相手が沢山いすぎて誰かわからないので、ダルグリッシュ警視が介入することで人間関係が明らかにされ解決に繋がるパターンだ。

 今回もこのパターン。舞台はヴェネツィアの宮殿のような豪華な社屋=イノセント・ハウスを持つ、英国最古の部類に入る老舗出版社。派遣社員として出版社にやってきたばかりのマンディが死体に遭遇。冒頭からいきなり殺人?憎まれてる情報なしに?と思っているとメインの殺人はこの後にやってくる。イノセント・ハウスが英国で異質であるように、出版社もやや時代から取り残されている感あり。そこで創業者の子孫の一人ジェラール・エティエンヌが人員削減や設備売却、売れない作家との契約打ち切りなど大胆な改革案を打ち出すが、皆の敵意が彼に向けられ、蛇を巻き付けられ殺されている所を発見される。

  それにしても今回マンディは二度も死体に遭遇する。“死のタイピスト”などと仇名されるが「昇給してくれれば働きます!」とあまりショックを受けていない様子。いわゆる現代っ子か。

 マシンガムの後任として、ユダヤ人のダニエル・アーロン警部が登場。優秀な兄に家族の愛情を皆もっていかれ、ユダヤの習慣にもいまいち馴染めない彼は、ダルグリッシュにいい所を見せなければ!と意気盛ん。そのためにとんでもない失敗をやらかしてしまう。彼はこの後レギュラーになれるのだろうか。

 一方ケイトはプリンストン大学に行くことが決まっている恋人アダムのプロポーズを振り切って仕事=ダルグリッシュを選ぶ。後にライバルが登場することを考えると、こんな所でぐずぐずせずに、キープ君がいる状態でアタックすればよかったのに!とイライラ。いやしかし、上司と部下の壁は越えがたいか。



『中古』原罪〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)​​KSC






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最終更新日  December 11, 2021 12:00:19 AM
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