映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんばんは。1980年代に映画「ベティ・ブルー」などで反響を呼んだフランスの映画監督ジャンジャック・ベネックスさんが13日、パリの自宅で死去したそうです。
さてブラピがえらい目にあう映画を紹介します。

悪の法則
THE COUNSELOR

出演
マイケル・ファスベンダー　ペネロペ・クルス　キャメロン・ディアス　ハビエル・バルデム
ブラッド・ピット　ロージーペレズ　ブルーノ・ガンツ　ゴラン・ヴィシュニック
ジョン・レグイザモ

監督
リドリー・スコット

脚本
コーマック・マッカーシー

　メキシコ国境付近の町で弁護士をしている通称カウンセラーは、恋人ローラとの結婚も決まり人生の絶頂期にあった。彼は実業家のライナーと手を組み、裏社会のブローカー、ウェストリーも交えて新ビジネスに着手する。その仕事は巨額の利益を生むはずが……。

　小説家コーマック・マッカーシーが書き下ろしたオリジナル脚本。ギレルモ・デル・トロ監督お気に入りの一本。マッカーシーといえば、ハビエル・バルデムがどこまでも追ってゆく男を演じた『のー・カントリー』2012年8月20日監督リドリー・スコットは、兄のトニーの死により、映画の製作を中止。9月3日に再開するためにロンドンに戻る。マイケル・ファスベンダー演じる主役Counselorには名前がない。登場人物たちもBlonde、Diamond Dealer、Priest、Wiremanなどやはり名前がなく、誰もフルネームが紹介されない。もともとキャメロン・ディアズの役はアンジェリーナ・ジョリーに振られていた。肝になる女性に監督がイメージしていたのはセクシーで危険な女性。

　大悪人でもないカウンセラーが結婚という人生の一大事に対してちょっと出した欲がもとで、とんでもない事に巻き込まれていく。主人公だけが巻き込まれるのではなく、関わった人達がほとんど悲惨な目にあう。さあ最後に生き残るのは誰？主役級の俳優たちが登場するので、誰が生き残るかはキャストからはわからない。むしろ誰も死なないのでは？という楽観的予想をあざ笑うかのように、スターたちはあっさり姿を消す。ブラピは『バーン・アフター・リーディング』でもかっこ悪く鼻血を出していたが、本作はもっと酷い。いや前振りはあった。「この器具はこういう使い方をするんだ」と別の男がカウンセラーに説明していたが、まさか実地が後に出てくるとは。何がどうなるかはとても言えないので映画でどうぞ。


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