映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんばんは。仏俳優ギャスパー・ウリエルがスキー事故で亡くなりました。
今日は実在の事件を元にした映画を紹介します。

ある女流作家の罪と罰
CAN YOU EVER FORGIVE ME?

出演
リチャード・E・グラント　メリッサ・マッカーシー　

監督
マリエル・ヘラー

　　かつてベストセラー作家だったリーは、今ではアルコールに溺れて仕事も続かず、家賃も滞納するなど、すっかり落ちぶれていた。どん底の生活から抜け出すため、大切にとっていた大女優キャサリン・ヘプバーンからの手紙を古書店に売ったリーは、セレブからの手紙がコレクター相手に高値で売れることに味をしめ、古いタイプライターを買って有名人の手紙の偽造をはじめる。さまざまな有名人の手紙を偽造しては売り歩き、大金を手にするリーだったが、あるコレクターがリーの作った手紙を偽者だと言い出したことから疑惑が広がり……。

　リーが酒場でウィスキーを飲んでいるのが、映画のファーストシーン。
それを見ているサラリーマン「I swear she's older than my mom.彼女が俺の母より年上だと請け合うね。」Cubicle Worker「彼女の年までこの仕事をやってたら、私死んじゃうわFuck, kill me if I'm still doing this at her age. 」
酔っぱらっているようで二人の話を聞いていたリー
Lee Israe「もしあんたらが私に何か聞いたら殺すよKill you now if you ask me nicely. 」
まあこの時の表情が憎たらしい。周り全てを敵に回して生き、友達などいないリーを象徴する場面だ。

　　リーはずっとミュージカル女優ファニー・ブライスの自伝を出すことを切望しているが、エージェントのマージョリーは「そんな本今出しても売れない」と転向を勧める。

リー「その生意気なたわごとが300万ドルを稼ぎ、私に1万ドルを与えることができない理由を1つ挙げて。エージェントの腕のせい？」
Give me one good reason why that cocky shit gets three million dollars and you can't give me ten thousand? Are you that bad of an agent? 」
マージョリー「トニ（アシスタントの女性）、ドアを閉めてくれない？ミス・イスラエルと話し合わなきゃならないデリケートな仕事があるの。Toni, could you please close the door? Miss Israel have some sensitive business to discuss. 」
「ええそうよトニ、大人の話を聞いちゃだめよ！
Yeah, God forbid you have to hear an adult conversation, Toni! 」
ドアを閉めて
「じゃあ一番目の理由を言うわ。第一に、トム・クランシーは有名よ。 I'll give you three reasons. Number one, Tom Clancy is famous. 」
「ばかばかしい！Oh, here we go! 」
「あなたはこれまでいくつか成功した伝記を書いてきたわ。でも今じゃすっかり鳴かず飛ばず。だから、誰もあなたのことを知らないわ！
Yes, you have written a couple of successful biographies and you've managed to disappear behind your subject matter. But because of that, nobody knows who you are! 」
「私は私の仕事をやってるだけよ！Because I'm doing my job! 」
「第2に、トム・クランシーはラジオ番組に出演するわ。ラリー・キングの番組にも出るし、メディアにも露出するしサイン会もやる。その間あなたは私があなたのために立てたいろんなプランを全部拒否してきたわ
Number two, Tom Clancy does every radio show. He does Larry King, he goes to book signings, he plays the game. Meanwhile, you have destroyed every bridge I have built for you. 」
「そんなの重要な事じゃないわ！私はいい文章を書くもの！See that is beside the point, I am doing good writing! 」
「第3に、ファニー・ブライスについての本は誰も欲しくない！ファニー・ブライスについて、新しいこと、セクシーな話なんて何もないわ。ファニー・ブライスの本のためにあなたに10ドルの前払いもできないわよ。
Number three, nobody wants a book about Fanny Brice! There is nothing new or sexy about Fanny Brice. I couldn't get you a ten dollar advance for a book about Fanny Brice! 」
　有名人の手紙を偽造していた女性作家リー・イスラエルの自伝を映画化。第91回アカデミー賞で主演女優賞、助演男優賞、脚色賞の3部門にノミネート。


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