映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんばんは。ドラマ『愛の不時着』で共演したソン・イェジンとヒョンビンが結婚を発表しました。めでたいですね。今日もパニックもの映画を紹介します。

2012

監督＆脚本
ローランド・エメリッヒ

出演
ジョン・キューザック　アマンダ・ピート　タンディ・ニュートン　オリバー・プラット
ダニー・グローヴァー　ウッディ・ハレルソン

　2009年、ベストセラーを一冊出した作家のジャクソン・カーティスは、リムジン運転手をしながら子どもたちとの旅行を楽しんでいた。ところが、偶然湖底に沈む巨大な研究施設を発見し、地球が滅亡に向かっていることを知る。この危機から逃れる手はないものかと模索するジャクソンだったが、すでに天災は地球上の至るところで起こり始め……。

　マヤ暦による2012年終末説を題材に破壊王の異名を持つローランド・エメリッヒが手掛けるディザスター・ムービー。それにしても今度は地殻変動で地球の姿がまるっきり変わってしまう。今度は何を破壊するつもりなんだろうエメリッヒと思っていたら“ディザスタームービーはこれで最後にする”らしい。
　原因は太陽ニュートリノが変異し、地球のコアを過熱したこと。やがてその熱で緩んだ地殻が一気に崩壊をはじめ、わずか3日で地表のすべてが海中に没する。その際起こるのは、地震、地割れ、噴火、津波、洪水など、誰もが知っている自然災害ばかり。ちなみに東日本大震災を体験した人に配慮してかテロップが入る。2012年が金日成第一大指導者の生誕100周年を記念するため、北朝鮮で上映禁止となったが海賊版を見たとして数人が逮捕された。北朝鮮こういう映画も見るんだ！

亡くなる人達の選別は特に善人が生き残るわけではないが、自分の事しか考えていない輩はなぜか不幸な事故に遭う。例えばジャクソンと妻子、そして密かに運転手と通じていた妻を切り捨てて現代版ノアの箱舟に載ろうとしたギャングの親分は助からない。まあこれは勧善懲悪の一つと見ればいいのかもしれないが、ジャクソンの別れた妻の現夫ゴードンの場合はちょっとひどくないか。医師で高収入、性格もそこそこよくて、実地体験もないのにいきなりパイロットを割り振るなど無茶ぶりされてもこなしていたいい人なのに助からない。彼が去ることでジャクソンが元妻と元サヤってひどくないか。

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