映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんばんは。神保町の「ランドマーク」三省堂書店が営業終了らしいです。今日もジョン・ウェイン出演映画を紹介します。

アリゲニ―草原の暴動
ALLEGHENY UPRISING

出演
ジョージ・サンダース　クレア・トレヴァー　ジョン・ウェイン

　　イギリス植民地時代のアメリカ。軍の指揮官スワンソン大尉がインディアンを抱き込んで物資を着服し、罪を開拓者やインディアンに着せていじめつけ、反逆すれば獄につなぐ。こらえにこらえた戦士の怒りが爆発、ジム・スミスはインディアンに扮して貨物を奪取。負傷にも投獄にも屈せず、吊し首を恐れずに意志を貫き通す。

原作はニール・H・スワンソンの1937年の小説『The First Rebel』。まあ言ってみればアメリカ万歳、ジョンウェイン万歳映画。イギリス人のジョージ・サンダースが悪役。なんかこの人悪役顔ですよね。最初はセドリック・ハードウィックが演じる予定だった。本作ではインディアンも敵なので「友好的なインディアンは死んだインディアンだThe only friendly Indians are dead Indians」なんて問題発言も。

　クレア・トレヴァーがジムに首ったけのジェニー役。かわいい顔してるのに昔あったジムをずっと思い続けていて、いっぱしの姐さん女房気取り。「あなたが吊るされるなら私も一緒。でもそれはあなたがやる最低のことだから！If you're going to hang, I'll hang with you. That's the least you can let me do.」「私は妻になる前に未亡人になるつもりはないわ！I'm not going to be a widow before I'm even a wife.」とジムの暴挙を止めたりどこまでもジム支持を通して健気。ふらふらと風来坊が合っているジムの後を馬で追いかけていく。今はまだ幼い感じが抜けないが、成長すればしっかりと家を切り盛りできるおかーさんになれるのでは。