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カテゴリ:日本の作家が書いた歴史小説
みなさん、こんばんは。サッカー元日本代表監督イビチャ・オシム氏が亡くなりましたね。今日は朝の連続ドラマの主役になる牧野富太郎の伝記小説を紹介します。
ボタニカ Botanica 朝井まかて 祥伝社 2023年前期連続ドラマ「らんまん」の主役に選ばれたのは、日本植物学の父と言われる植物学者・牧野富太郎である。 表紙絵のいかにも穏やかな表情や、冒頭の花に「おまんの、まことの名ぁを知りたい」と草花に話しかける初登場シーンといい、イメージぴったり!と思いきや、土佐のいごっそうらしきエピソードも登場。 明治初期の土佐の「佐川の岸屋」と呼ばれた商家と酒造業を営む裕福な家に生まれたときけば、夏目漱石の小説のタイトルみたいな少年時代かと思いきや、両親が早くに亡くなり、彼を育てたのは血のつながらない祖母浪子だった。酒屋は浪子と番頭に任せ、高価な植物図鑑や顕微鏡を次々購入する。金銭感覚がまるでない所はお坊ちゃんそのものだが、ひたすら甘い浪子のいるうちは、要求が全て通ったというから驚きだ。生家の行く末は大方が想像した通りになる。 これだけ言う事を聞いてくれる祖母のいいつけは何でも聞いてきた富太郎だが、唯一富太郎の計算違いは結婚であった。時系列では出てこない最初の妻との経緯が本書では紹介されており、さわやか神木君がどう描くのかものすごーく気になる。始末のつけ方がここだけは煮え切らないでさすが坊ちゃま。昭和天皇に植物学をご進講までした相手のスキャンダルなので表沙汰にしたくないということか。二番目の妻壽衛がまた糟糠の妻のイメージそのもので、富太郎の無茶ぶり借金取り追い返し指令も素直に聞く。つくづく人に恵まれていたというしかない。 ボタニカ [ 朝井まかて ]楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 29, 2022 12:00:22 AM
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