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みなさん、こんばんは。18歳の女子大生に飲酒させたなどとして週刊誌で報じられ、自民党を離党した吉川赳衆院議員。“雲隠れ”を続ける吉川議員が厭らしいですね。第二弾が製作されているホラー映画​ドント・ブリーズを見ました。

ドント・ブリーズ
DON'T BREATHE

出演
スティーヴン・ラング　ジェーン・レヴィ　ディラン・ミネット

監督
フェデ・アルバレス

　デトロイトのゴーストタウン化した住宅街。街を出るための資金が必要なロッキーは、恋人マニー、友人アレックスと共に、大金を持っているといううわさの目の見えない老人の家に忍び込む。だが、老人は、驚異的な聴覚を武器に彼らを追い詰める。明かりを消され屋敷に閉じ込められた若者たちは、息を殺して脱出を図るが。

　これ基本は『クワイエット・プレイス』と同じ。但し襲ってくるのはエイリアンではなく人間。いや、人間対人間なら勝ち目あるでしょう。だってほら相手にはハンデがあるし、犯人側は若いんだし。

　…と思って入ったんでしょうね最初は。どうせ偏屈な老人だから近所との付き合いもないだろうとなめてかかっていた。ネックになりそうな犬は、眠り薬を入れたエサであっさり陥落できる、楽勝だと。

　ところが老人、いや、途中でわかるのだが老人と言っていい年齢ではない。まだ屈強である。何せ元兵士だ。舐めてはいかん。目が見えないハンデは優れた聴力に繋がる。どんな音も聞き分ける。方角は若干反響があるので難しそうだが、それでも行き当たりばったりで撃てば当たるものだ。隣人がいないから銃声が聞こえても騒ぐ人がいない。悪事を働くために住居侵入、窃盗しているので、助けを求めようにもできない事情がある。盗みに入った側がメリットだと思っていたことが、命がけで逃げる時は全てデメリットになって跳ね返ってくるブーメラン効果の見事さよ。

　真っ当に働かず、他人の金強奪して逃げようと考えた側は確かに悪い。しかしだからと言ってあそこまで残忍かつ執拗に傷つけられる必要があるのか。最初は若者達は老人を殺す気はなかったはずだ。なのに老人は最初から殺す気満々で一部やっている事がめっちゃ気持ち悪い。これではどちらが被害者なのかわからなくなってくる。だから実際どちらを応援したものかなと迷いながら見てしまった。いや応援する必要はないので肩入れか。
　続編があるってことは最凶じいちゃんは生き延びたということだ。もしかしてリベンジに燃えるのか？それとも新たな犠牲者を待ち構えているのか。

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