映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさんこんばんは。K-1 WORLD GP スーパー・フェザー級王者の武尊選手が都内で会見を開き、格闘家人生を無期限休養することを表明しました。数年前からパニック障害とうつ病を患っていることも公表しました。今日はヴィン・ディーゼルがはみだし捜査官を演じる映画を紹介します。

ブルドッグ
A MAN APART

監督
F・ゲイリー・グレイ

出演
ヴィン・ディーゼル

音楽
アン・ダドリー

ショーンはロサンジェルスの麻薬取締局“DEA”の凄腕捜査官。ある日、相棒のデミトリアスとともにメキシコ国境の町へと出向いた彼は、7年間追い続けてきた麻薬組織のボス、ルセロの逮捕に成功する。ただその時、ルセロのパーティ会場への突入はメキシコ警察がする予定だったが、ショーンらは約束を破り、武装して突入。車で逃げたルセロを追ったショーンは、遂に麻薬王を逮捕。この時、ルセロはショーンに『取り返しのつかない事をしたな！』と不敵な捨て台詞。長年の苦労が報われ、麻薬組織の解体が進むと期待したのも束の間、闇社会では＜ディアブロ＞と呼ばれる男が勢力を拡げていた。そしてある夜、ショーンの家に何者かが押し入り、彼の妻ステイシーが殺される事件が起きる。怒りに狂ったショーンは、やがて事件の黒幕がディアブロであることを突き止めると、血で血を洗う抗争へとその身を投じていく。

　いやあ、これ…妻を殺された復讐という名目はあるものの、かなりはた迷惑な復讐劇ですよ。何ならルセロとショーンと二人でやってよと言いたいくらい。だって巻き添えいっぱい出ますもん。まずねぇ、まあ、ヴィン・ディーゼルだから「かっとなってすぐ拳が出る刑事」設定かもしれませんが、麻薬ディーラーの仲間とせっかく思わせたのに、沸点低すぎだ！あっという間に銃撃戦になる。市内だよ？市民巻き込むじゃないか。よくそれで長い事潜入捜査をやってこられたものだ。なんかとっくに正体ばれて死んでたレベルだ。あといくら悪者だからって妻はともかく子供まで車もろとも焼き殺すなんてことはあっていいのか？まあこれはショーンの仕業じゃないけど、捜査って相手方の家族の事は一切考慮しないの？多分復讐は空しいな、という感想を抱ける話になっていればよかったのだけど、ラストのショーンの笑顔はどう見ても満足感しかないんですよね。


​
ブルドッグ [ ヴィン・ディーゼル ]​​楽天ブックス​